【ドラえもんの怖い話】道具に頼った人間の末路がエグい…

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ドラえもんの作者である「藤子不二雄」は藤本先生と安孫子先生が二人で執筆しているときのペンネームだが、安孫子先生のアイデアが「ブラックユーモア」だと話題になっている。

ちなみにそこで言われているのは、道具自体よりもそれを使う人間の方が怖いということだ。

 

人間製造機

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このアイテムは「ドラえもんの怖い話」をランキングすると必ず上位に入る話だ。

てんとう虫コミックス8巻に収録されているが、これは身近にある「脂肪」「鉄」「リン」を始めとする8つの要素から人間を作り出すマシンである。

だが22世紀では、超能力を持った凶暴なミュータントを作り出す欠陥機械として販売中止になっている。

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いつも通りドラえもんの言いつけを守らず勝手に「人間製造機」を使ったのび太は、念力を持ったミュータントを製造してしまい地球が征服されそうになる。

ドラえもんはミュータントをやっつけようとするのだが、歯が立たない。そこで時間を巻き戻すことを思いつき、ミュータント製造前に時間を戻して無事解決することが出来た。

 

バイバイン

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バイバイン」は液体状の薬品で、かけた物は5分ごとにひたすら増えていく。複製される前に消費されて無くなってしまえば増殖は止まる。

のび太とドラえもんはこれで栗まんじゅうを増やしたが、食べきれなくなって栗まんじゅうが無制限に増殖してしまう。それでロケットを使い宇宙の彼方に捨ててしまうという話だ。

しかし、捨てたということは宇宙の彼方では栗まんじゅうが増殖し続けているということだ。それを想像すると怖い。

さらに縁の下に一つ残っているというラストなので、これがどうなったかWeb上でも考察されている。しかし、その後大きな問題になっていないので恐らく犬か猫が食べたのだろう。

これはてんとう虫コミックス第17巻に収録されている。

 

地平線テープ

地平線テープ」を部屋の壁と壁の間に張る。すると地平線だけの世界が現れる、ある意味怖い道具。もし切れると異次元に閉じ込められて戻れなくなる。

異次元なので「どこでもドア」は使えない。ただし、このテープが同時に何ヶ所かで使われていれば別のテープから戻ることが出来る

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漢字の「地平線」が読めなかったのび太は、ドラえもんに地平線を見たいと頼んだ事が登場のきっかけだ。皆で広い世界を満喫した後、のび太は叱られた時の避難所として利用することを思いつく。

しかしママがテープを剥がしてしまい戻れなくなる。どうにか戻ってきたのは、「広いお風呂に入りたい」としずかちゃんがテープを貼った風呂場だった…

てんとう虫コミックス第28巻収録。

 

しあわせトランプの恐怖

これはまさに恐怖の道具だ。「しあわせトランプ」は52枚のしあわせカードと1枚の不幸カード(ジョーカー)で構成されている。

持ち手の願いを勝手に叶えるしあわせカードが尽きると、不幸カードが発動して「幸せ分に相当する不幸」がまとめて襲って来るのだ。

これを避ける方法は「カードが尽きる前に他人に手渡す」のみ。

ドラえもんのしあわせトランプを勝手に持ち出したのび太は、トランプの力によって様々な不幸を回避することが出来た。

しかし、ドラえもんにトランプの正体を聞いてなんとか他人に押し付けようとする。

結果的に誰からも受け取ってもらえないが、運良くトランプを入れておいた金庫ごと泥棒にひったくられて難を逃れることに成功…

この怖い話はてんとう虫コミックス第27巻に収録されている。

 

うつつまくら

うつつまくら」はこの枕で寝る前に起きたことは現実でなくなり、その時見た夢が現実になるという道具だ。また、見たい夢を見られるかなりの優れものだ。

ただこれが存在したかは不明とされる。というのも、この枕自体がのび太の夢の中でドラえもんが出した道具だからだ。しかし夢から覚める前は本当に存在していたかもしれない。

のび太は夏休みの最後の日にこの枕を使って現実から逃げようとする。枕の力で優等生になって皆を驚かせたのび太だが、あまり皆が驚くので嫌になり元に戻る。

その後別の世界へ行くものの、そこでスパイに気絶させられまた別の世界へ。そこは夏休みが半分残っている世界で、枕も無くなり混乱するのび太だった…

てんとう虫コミックス第5巻に収録。

 

ヘソリンガスでしあわせに

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てんとう虫コミックス25巻に収録されている「ヘソリンガス」。これは、30分だけどのような苦痛も忘れさせる麻○のようなガスだ。

だが、効果が切れるとそれまで感じなかった悩み・苦しみ・痛みが一気に襲って来るという。そして罪悪感もなくなるので、平気で犯罪を犯すようになるという怖い話。

のび太はヘソリンガスを使って様々な不幸や痛みを回避していたが、ある日ガスを出す「ヘソリンスタンド」をジャイアンとスネ夫に奪われてしまう。

その後、二人は金をとってガスを売り始めたので町中の小学生にガスが流行し、皆悪いことを平気でするようになる。

結果的にドラえもんが「なんでも大げさに感じるガス」と入れ替えて事態は収拾するのだった。

このように、ひみつ道具自体よりもそれを使った「人間」が引き起こす混乱の方がずっと怖い話だ。

いかがだったろう。この安孫子先生のアイデアは「笑うセールスマン」等の作品にもよく見られるものだ。

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