ドラえもんの最終回…タイムパラドックスや植物人間って何!?

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実は公式の「ドラえもん最終回」というのは連載漫画版で3作、アニメ版で3作の計6作が存在する。

さらにファンが書いた秀作というか2次創作が1作、都市伝説が1作あって少し混乱した状況なのだ…

なので、この記事ではそれらを整理して紹介しよう。

 

なぜ公式のドラえもん最終回はいくつもあるのか?

漫画のドラえもんは小学館の学年誌「小学四年生」の連載としてスタートした。学年誌なので4月から翌年3月までがドラマで言う1シーズンということになる。

そこで3月号で最終回にするため「ドラえもん未来へ帰る」「ドラえもんがいなくなっちゃう!?」の2作が描かれた。

この2作はてんとう虫コミックス等に未収録であったので「幻の最終回」と言われていたが、2009年に刊行された「藤子・F・不二雄大全集」に収録済みなので簡単に確認できる。

 

最初の最終回とは?

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未来において「タイムトラベル」がツアー化してしまい、大勢の人が時間旅行を楽しむようになった。

その結果、過去の人達との争いが増えて時間旅行が禁止されることに…その影響を受けてドラえもんも未来に帰らないといけなくなった

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のび太はドラえもんに残ってくれるように頼むが、ドラえもんはこの機会にのび太を独り立ちさせようと未来に帰ることにする。

しかし分かれる間際には帰りたくないと泣きわめいたのだが、未来人セワシによって強引に連れて行かれてしまう。そして机の引き出しは思い出となってしまうのだった。

 

「ドラえもんがいなくなっちゃう!?」

のび太は自転車に乗れないので友達とのサイクリングの約束が守れない…そこでドラえもんに何とか頼ろうとするが、断られる。

ドラえもんはのび太が自立するには自分が邪魔だと考え、彼に「故障した」と嘘をついて未来に帰ろうとする。だがのび太は我慢すると言い、その気持ちにドラえもんが耐え切れず本当のことを話す。

しかしのび太は一人で頑張るから未来に帰ってくれと言い、ドラえもんは未来に帰ってしまう。そして自分で何度も転びながら練習して自転車に乗れるようになる

ドラえもんは未来からタイムテレビで見守っている。その後連載が「小学五、六年生」まで拡大したので、2ページだけドラえもんが未来から帰ってくる続編が描かれた。

 

「さようならドラえもん」

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ジャイアンにいじめられたのび太は、喧嘩に勝つ道具を出してほしいとドラえもんに頼むが断られる。理由を聞くと、未来に帰らなければならないから、のび太に自立して欲しいからだという。

のび太は引き留めるがママとパパがのび太を叱り、納得したのび太はドラえもんと別れることにする。最後の晩に眠れない二人が散歩に出る。

一人で泣くためドラえもんと別れたのび太だが、偶然にも夢遊病のジャイアンと出会う。そしてのび太がちょっかいを出し、ジャイアンとの殴り合いになってしまう。

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のび太は独り立ちを示すため何度倒されても立ち上がり、見事ジャイアンに「俺の負けだ」と言わせることが出来た。

 

事実上の第1作、日本テレビ版の最終回

ドラえもんはご存知のようにテレビ朝日系列での放送だが、第1作は「日本テレビ動画」の制作で日本テレビ系列で放送されたのだ。

これは日本テレビ系列で2クールだけ放送された。しかしその最中に日本テレビ動画が廃業し、ドラえもんも打ち切りになってしまう。その為、このシリーズにも最終回が存在する。

これは「ドラえもんがいなくなっちゃう」が原作で、最終回もほぼ原作通りのストーリー展開だ。

唯一の違いと言えば、原作には登場していない「ジャイアン、スネ夫、しずかちゃん」を始めとしたキャラがドラえもんを見送りに来るところが違う。

 

テレビ朝日版第1作の最終回…ドラえもんがまさかのカムバック

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漫画版との違いはセワシがガチャ子になっていること。そして「帰ってきたドラえもん」と同時放送だったことだ。

これは数回放送されており、2014年公開の「STAND BY ME ドラえもん 」もこういった内容だった。国外では藤子プロの方針で「帰ってきたドラえもん」は公開されないことになっている。

ちなみに「帰ってきたドラえもん」では、のび太がドラえもんの置き土産となった道具箱から「ウソ800」を見つける。

これは、しゃべったことがすべて嘘になる飲み薬。この力が幸いしてドラえもんが未来から帰還するという内容だ。

 

続・第2作の最終回…45年後の自分

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これは一番最後に放送されたというだけで、内容としては全然最終回っぽくない。のび太が家に帰ると45年先の自分に出会う。

入れ替えローブ」で現代・未来ののび太が入れ替わって、未来の彼は現代の生活で叱られることも含めて満喫する。

未来の彼はお礼に宿題を手伝おうとするが、現代ののび太は自力でやると言う。すると未来ののび太は「君はこれから何度もつまづくが、そのたびに立ち直る強さも持っている」と彼に伝えた。

のび太はそれで未来に希望を持つことが出来、宿題を自分でやるという内容だ。

 

ファンがWebに上げた自作の最終回…のび太がロボット工学の権威に!

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これは漫画として中々良く出来ている。内容としては、ドラえもんが電池切れになり動けなくなる話だ。

ちなみに、偶然にも本人が大学で電池の研究をしていたのでそうなったとのこと。耳が記憶装置のバックアップだが、耳がないので電池を入れ替えると記憶も消えてしまうという大ピンチ…

その後、のび太は猛勉強して博士となりロボットの研究者になる。総理大臣になった出木杉や実業家のスネ夫とジャイアンがのび太のことを褒めている。

のび太は間もなく研究を完成させてドラえもんの耳を元通りにする。そして、妻となったしずかちゃんと一緒にドラえもんを再起動すると…「もう宿題はやったの?

ドラえもんは長い時の眠りから覚めたのであった。

 

最終回、都市伝説バージョン

これは都市伝説らしい不幸な終わり方をする。ドラえもんの話全部が、交通事故に遭って植物人間になったのび太の夢だったという話。

このパターンのバリエーションには、「精神障害者のび太の妄想」や「ドラえもんに負ぶさって天国に行ってしまう」といった酷いものもある。

あまりのことに作者自らが公で否定する事態に…都市伝説は楽しんでこそのもので、人を悲しませるようなものは慎むべきではないだろうか。

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