【永久保存版】すぐに使える!スラムダンク、とっておきの名言集

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スラムダンクは都市伝説が少ないが、名言に関しては宝庫と言っても良いほどたくさんある。

そして日常生活で使えるものが実に多い!

この記事では解説を少なめにして、なるべく多くの名言を取り上げたいと思う。

是非、スラムダンクの熱血漢を味わってほしい。

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スラムダンク最高の名言!すべてはここから始まった!

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名言

安西先生、バスケがしたいです

<解説>
これはスラムダンク第8巻「BASKET BALL」#71で、三井が安西に直訴する有名なシーンで登場する。この三井が登場するシーンは単行本だと3巻にわたって持ち越されている。

湘北バスケ部が生んだ「苦しみ」とでも言うべきドラマだ。彼は中学時代の名選手で、MVPも取った三井は木暮や赤木と同期でバスケ部に入った。

全国制覇を目指していた中学の時にひざを故障するも、「あきらめたら試合終了だよ」と安西に言われて湘北に入学している。

高校では病院を脱走して練習した挙げ句、ダウンしてしまった三井。その後はひねくれてしまい、バスケ部から逃げ出していった。

バスケ部に対して屈折した想いを抱く三井だったが、その復讐心は見事花道に砕かれ、自分を見つめなおして吐露した名言がこれだ。「バスケがしたいです」は彼の心からの想いだったのだろう。

実はこの三井、最初はただの不良役だった。決してバスケ部で活躍する設定ではなかったのだが、この名場面を機にレギュラー入りしたのだ。

逆にケンカで活躍したキャラと言えば水戸洋平。彼は元々、バスケ部で花道とコンビになる設定だった。

が、三井にそのポジションを奪われてしまい、ストーリー的にも大きな変化が訪れたわけだ。漫画の連載が進むとキャラが「独り歩きする」というのは有名な話だが、これも良い例だと思う。

 

スラムダンクで一番言及された名言!応用範囲も広い!

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名言

あきらめたらそこで試合終了ですよ

<解説>
スラムダンク第27巻「湘北 in Trouble」#241での、言わずと知れた安西のセリフだ。かつて、この名言が三井に湘北進学を決意させ、そして多くの選手を救ってきた。

このシーンでは「私だけかね?まだ勝てると思っているのは…あきらめる?あきらめたらそこで試合終了ですよ。」というのが全文だ。残り時間はたった11分41秒、そして点差は22点

そんな場面でこんなことを言えるのは並の神経ではない。そして湘北バスケ部は氏の期待に応え、山王工業を1点差で倒す。

ただ、あくまで安西には「花道」という切り札があり、そこから生まれる勝算があってこういうことを言っていた点がキモになる。

時には「その次に備える」ことも大事なので、「あきらめるべき時にはあきらめる」という意味が裏側にあるのだ。意外と使い時と場合を選ぶ名言だと思う。

 

スラムダンクは個性派揃い!ワンマンを懲らしめる名言!

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名言

お前のためにチームがあるんじゃねぇ。チームのためにお前がいるんだ!

<解説>
スラムダンク第22巻「1st Round」#189での話。大学での監督時代、安西が谷沢に対して諭す。

この時代、安西は「白髪鬼」と呼ばれる鬼監督だった。期待の1年生だった谷沢に対して、安西は「お前なぁんか勘違いしとりゃせんか?」と話し始める。

結局、ワンマン気質が抜けなかった谷沢は安西の指導になじめずアメリカに行ってしまい、そこで失敗。最終的には薬に手を染めた末、交通事故で逝去している。

作中では、安西がこの谷沢の墓参りをするシーンで谷沢からの手紙が紹介されているが、そこには「ここでは誰も僕にパスをくれません」と書かれている。

チームプレーがいかに大事なことかを知らしめる重要なエピソードだと思う。

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ビジネスでも使える!勝ち組こそ「負けの味」を知るべし!

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名言

「負けたことがある」というのが、いつか大きな財産になる

<解説>
これはスラムダンク第31巻「湘北高校バスケットボール部」#276で、堂本監督が山王工業の部員に対して言った言葉だ。

なにしろ、この時の山王工業の敗戦に対するショックは並大抵のものではなかったからだ。

まず「絶対王者」「常勝」と言われている伝統校で、背負っているものが大きい。さらにシード校でもあり、湘北は2戦目だが山王にとってはこれが初戦だ。

相手の湘北は今年初出場の弱小高校。1年生が2人も入っているなど、メンバーも十分ではない。

神奈川県1位の海南大附属でさえも、山王には大差で敗れていた。さらに会場は王者山王のファンばかりだった…普通に考えれば全く負ける要素は無い。

が、にも関わらず1点差で負けてしまったのだ。そのショックは想像が出来ないほど大きなものだったろう。

とは言え、そんな境地でこのような名言を選手に言えるというのは紛れもなく監督の優れた力量が表れている。

確かに勝ち続けると油断が生じるし、何より周囲が勝つことを当然と思い始めるのだ。よって、内容の濃いギリギリの接戦で負けることは本当に大きな財産になり得る。

逆に言えば高校バスケット界にとっても、湘北のようなチームが山王に勝つこともあるというのはそこを目指す後輩にとっても強く勇気付けられる話だ。

 

日常生活では余裕を持ちたい!これも使えるスラムダンクの名言

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名言

まだあわてるような時間じゃない

<解説>
次はスラムダンク第19巻「エース」にて、陵南の仙道がチームメイトを落ち着かせるために放った一言だ。

正確には「1本だ、落ち着いて1本いこう。まだあわてるような時間じゃない」である。この時陵南は、センター魚住が4つのファウルでベンチ行きになる。

その後追い討ちをかけるかのように、三井からは3ポイントシュートを決められ、赤木とリョータには速攻で攻め込まれて焦り出していた。

と、ここでチームを落ち着かせるためにこの名言が生きた。チームは平静さを取り戻したのだ。

これはどんなチームにも、ムードに流されないクールな人間が必要だと納得させられる名言だ。ただし、これはチームメイトの仙道に対する信頼があってこその話。

◯◯ならきっと何とかしてくれる!」

そんな信頼があってこそ使える名言だということを忘れないで欲しい。

 

スラムダンク鬼監督の名言!上司とはこうありたい!

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名言

敗因はこの私!

<解説>
スラムダンク第21巻「勝敗」では、陵南の監督である田岡茂一が漢を見せた。正しくは「敗因はこの私。陵南の選手たちは最高のプレイをした!」だ。

この監督はやたらにシナリオを書く人で「セオリー通りに物事は動く」と考えているが、同時に選手1人1人を見ていて優しい面もある。

しかし逆に言えば、いくら選手が頑張っても監督のシナリオが悪ければ負けるとも思っているのだ。だからこそ選手は全力で頑張ったが自分の采配が悪かったので負けたと悟り、この名言ができた。

部下に責任をなすり付ける上司が多い中、このように「私の指示が悪かった!」と言える上司はきっと多くの部下に支持されるだろう。

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舞い上がるとチャンスがピンチに…

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名言

チャンスの時こそ平常心だ

<解説>
スラムダンク第10巻「リバウンド王・桜木」#85から。

赤木がフリー(マークがなく自由に動ける状態)からのレイアップ(下から持ち上げるようにリングの中へ置きに行くシュート)を外した花道に声を掛けた。

混戦の中でフリーになると一瞬だが、心にスキが生まれる。と同時に、「シュートを外してはいけない」と硬くなってしまう。その心理をうまくとらえた名言だ。

「ピンチはチャンス!」とはよく言ったものだが、一方で硬くなった人間は「チャンスをピンチに変えてしまう」ケースも少なくない。そんな時にこそ使って欲しい名言である。

 

可能性に賭けろ!粘りを生む名言

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名言

勝負に絶対はないのだから

<解説>
スラムダンク第25巻「最後の挑戦」#218で、安西が放った言葉。正しくは「必ず何か勝つ方法があるはず。彼らとて同じ高校生。勝負に”絶対”はないのだから」だ。

山王戦の前日、ビデオで山王を研究しながら彼はそんな独り言をつぶやくのだ。相手は「常勝」「絶対王者」「死角無し」というチームである。

同時に会場の観客も山王が初戦で負けることは許さないので、自ずと湘北の敵に回ることになる。

全てがアウェイの中での戦いでも、何とか勝つために望みをつなごうとするのが名指揮官の役割である。

結果、未知数である花道のポテンシャルに賭けた作戦を実行して勝ったわけだ。何事も最初から諦めず、可能性を探すことが必要だという名言だ。

 

勝負に共通する名言!精神力とはこういうことだ!

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名言

勝ちたいという想いが強い方が勝つ

<解説>
スラムダンク第16巻「サバイバルゲーム」#141の「 POINT GUARD」で海南大附属の高頭監督が使う。

これも前後があり「奴らは最強の挑戦者だ。力は互角!勝ちたいという想いが強い方が勝つ。さあ今日もいつも通り攻めてこい!」というのが全文になる。

高頭は現役選手時代は陵南の田岡監督とライバル関係で、監督になってからも張り合っている。

お互いに神奈川で1、2を争うチームを率いてインターハイや全国大会の出場権を争っているところに登場したのが、湘北だ。

ここで高頭の凄いところは、湘北に対して弱小チームと侮らず「力は互角」と認めている点。そして、勝負の行方は精神力に掛かっていることも認識している。

やはり条件が五分五分なら、メンタルに勝る方が強いのだ。精神力を呼び起こす必要があるときに思い出してほしい名言である。

 

名言は使うものの人格を表す

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ここまでお読みいただいてわかる通り、スラムダンクに限らず名言というものは使う人間の「人格」をよく表している。

タイミング、場所、使う対象をよく考えれば有力なツールになるので利用しない手はないだろう。

ただし名言ばかり吐いていると「困った人」になってしまうので、そこはよく気を付けて欲しい。

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