ファンは閲覧注意!クレヨンしんちゃんの裏設定を暴いてみた

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はっきり言うと無い。クレヨンしんちゃん裏設定などと言われているが、そのほとんどが出所不明のデタラメだ。

しかし否定するのは簡単だが、なぜそういう噂が出てきたのかを考えてみるのが都市伝説記事というものだ。

この記事ではそういった「裏設定」を取り上げながら噂の元を探ってみよう。

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裏設定の書かれた幻の初期プロットが噂に

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実はクレヨンしんちゃんが連載されていた「漫画アクション」は青年誌というよりは大人色の濃い雑誌だった。

それで、作者の初期プロットはもっとブラックユーモア的なものだったという都市伝説がある。ご丁寧にその初期プロットが公開された日時・場所まで書かれている。

しかしクレヨンしんちゃんにそういう事実があればもっとあちこちで記事になっているはずなので、これは嘘だろう。また本当にそんなメモやノートがあれば写真も公開されているはずだが、そんなものは無い。

そういう無責任な記事を書く人間というのは何が目的なのか知りたいところだ。裏設定というのは、その初期プロットに書かれていたことらしい。

不謹慎なことに、この初期プロット説はクレヨンしんちゃんの作者である臼井先生が事故で亡くなられた後からWeb上に出てくるようになった。

 

しんのすけは既に死んでいる!?

ケンシロウのセリフではないのでまだ死んではいない。これはもう一つの裏設定とペアなのだ。

それは「みさえは精神病だ」という裏設定だ。

精神病になった原因は、しんのすけがひまわりの身代わりに交通事故で亡くなったことであり、クレヨンしんちゃんのストーリーは全て「みさえの回想シーン」だとされている。

このクレヨンしんちゃんのストーリーにも裏設定があって、それは精神を病んだみさえがスケッチブックに絵本を書いていたというものだ。

それは全てクレヨンで書かれており、その中でしんのすけが冒険を繰り広げている。そのクレヨンはしんのすけが大事にしていたものだった…

まあ、同じく国民的アニメであるドラえもん最終回の都市伝説「のび太は交通事故で植物人間」から思いついたデタラメが独り歩きしたのだろう。

 

ひまわりはよその子?

この裏設定の出所はなんとなくわかる。これはしんこちゃん」の話から来ているはずだ。

しんこちゃんの正体は別の記事で書いたのでそちらを参照してほしいが、「未来のひまわり」説でいくとしんこちゃんが最後に登場した回がポイントだ。

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しんこちゃんは自分がみさえの子供ではないかも…と疑って未来から来たのだ。

それというのも、未来でみさえはしんこちゃんをやたらに怒るので、こんなに怒られるのは本当の子供じゃないからだと思ってしまったのだ。

結局はしんのすけに説得されて未来に帰るのだが、ここから「本当の子供じゃない説」が出て来たのだろう。

ちなみに、しんこちゃんが登場する時には決まって雨が降っている。

ひまわりは「向日葵」と書いて晴天を意味する名前。このことから彼女がもう一人のひまわりであるヒントになっているという裏設定もある。

しんこちゃんについてはこちら

 

みさえが声優でひろしは……

そもそもクレヨンしんちゃんの他の設定と矛盾してしまうので、こんな裏設定は作れない。

しかしWeb上の裏設定で、声優みさえがゲームのセリフを練習しているのを盗み聞きしたひろしがみさえに惚れてしまい、ストーカーを繰り返したあげく結婚したということになっている。

さらにそのひろしだが、元は「女性」という裏設定まで書かれている。みさえの親友で、彼女を助けるために男性となって夫婦になったとか。

しかしそれでは結婚できないし、クレヨンしんちゃんの他の設定も全部使えなくなってしまうので馬鹿馬鹿しい話だ。

その他、シロはガンになって捨てられたという裏設定まで出回っているが、クレヨンしんちゃんではこういう全面的にあり得ない話は出所すら推測できない。

 

クレヨンしんちゃん…消えた「第25話」

これは裏設定ではないが面白いクレヨンしんちゃんの都市伝説なので、最後に記事にしておきたい。それは連載漫画の第25話が存在しないという話だ。

第24、26話の日付はネットにあるので見てほしいが、この二つの間にあるはずの第25話が飛んでいるというのだ。

まあ大方、原稿があってボツになったか編集部の勘違いというオチだろう。が、もし真実を確認したい方は国立国会図書館に全ての雑誌のバックナンバーがあり確認可能なので、行ってみると良い。

今回の記事は裏設定とも言えないような内容ばかりだったので困ってしまった。もう少し推測しがいのある、真実味のある都市伝説を書いてほしいものだ。

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