怖い都市伝説!「レジ系ポケモンに隠された秘密」を大暴露
ポケモン都市伝説で有名なのが、実際の日本各地がモデルになっていることだ。
九州・沖縄の地図を反時計回りに90度回転させるとホウエン地方とよく似た形になる。このホウエン地方は漢字では「豊緑」と書くらしく「ゆたかなみどり」を意味しているという。
ところがホウエン地方に関する都市伝説は、実は戦争に結び付けられた悲しい物語だった。
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戦争と結びついた都市伝説とは?
1.レジ系ポケモンがいる場所は空襲で被害があった都市だ
2.レジ系ポケモンの姿は奇形であり放射能被害を象徴している
3.レジ系ポケモンの目が点字なのは爆発で目をやられたから
4.レジ系ポケモンがレベル1では「だいばくはつ」しか使えないのは空襲を意味している
5.レジ系の「レジ」とは軍事用語で犠牲者のこと
6.レジ系ポケモンはレベル89で「はかいこうせん」を覚えるがこれは8月9日の原爆の日を意味している
7.レジ系ポケモンは格闘タイプに弱いが、これは暴力の被害にあったことを象徴している
8、レジ系ポケモンがレベル33で覚える「げんしのちから」は「原子の力」のことだ
等々、まだまだあるがこれくらいにしておこう。
なぜ戦争に結び付けた都市伝説が語られるのか?
実はポケモンの制作会社「ゲームフリーク」は同人からスタートした会社で、その立ち上げメンバーの中にゲームミュージックのコンポーザーである増田順一氏がいる。
彼のご両親の実家が九州の福岡で、ゲーム内に彼の夏休みの思い出が色濃く反映されているという話だ。福岡には福岡大空襲という悲劇があり、その慰霊碑は中洲川端の冷泉公園という場所にある。
福岡以外にも一番少ない佐賀県の空襲では100人以上、最大の長崎県では原爆で75000人以上の方が亡くなられているし、鹿児島の鹿屋基地と言えば特攻の出撃基地として有名だ。
そして沖縄県は日本でただ一つ陸上戦闘が行われた県であり、その悲劇は今さら語るまでもないほどに良く知られている。
長崎県の佐世保には今でも基地があり軍港がある。福岡空港が都心部にあるのも旧・板付基地として運用されていたからであり、金印で有名な志賀島へ続く「海ノ中道」には米軍住宅があり滑走路もあった。
中国大陸からの引揚者も博多港に帰ったのであり、福岡には戦争関連の話や遺構が数多く存在する。九州・沖縄地方は今でも太平洋戦争の記憶を色濃く留めているのだ。
だからこそ戦争と結びつけた都市伝説が語られるのだ。
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レジ系ポケモンの設定は本当に戦争と関係あるのか?
まずレジアイスが登場するのは「こじまのよこあな」で、これは九州では長崎県平戸辺りに相当する場所にある。
次にレジロックは「さばくのいせき」におり、ここは熊本県阿蘇山付近に当たる。
レジスチルは「こだいづか」におり、これが宮崎県小林市に相当する。実は空襲の被害にあった長崎市、大分市、宮崎市ではないのだ。
デザインから見ると「鉱物質」だ。名前はレジアイス、レジロック、レジスチルとこれも鉱物的なネーミングとなっている。
そしてこの3匹を統括するポケモンとしてレジギガスがいる。草などが生えた植物的なデザインだ。外観のデザインでいうと奇形のように見えるが、これはデフォルメなので当然のことだ。
目の話をすると、確かに4王と呼ばれるレジ系ポケモンの目は「点字」のデザインとなっている。同時に、ホウエン地方のゲームヒントも点字で書かれている。
さらにゲームには点字表が同梱されており、それには「点字を通してゲーム内での発見を現実世界での発見に繋げて欲しい」というメッセージが込められていたのだ。
また「レジ」が軍事用語で犠牲者のことを意味すると書いてあるサイトも多いが、そのような軍事用語は検索しても出て来ない。レベル89という話も第三世代ではレベル65だったので固定された設定ではない。
また「げんしのちから」は「原始の力」とも変換できる。このように反論していくとネットで語られている都市伝説には根拠が無いことがわかるのだ。
謎解きすると…
まず場所だが、九州は戦争遺構より古代遺跡の方がはるかに多いのだ。上記の場所はすべて何らかの遺跡がある場所だ。
だからこそ「こじまのよこあな」「こだいづか」「さばくのいせき」なのだ。
そして九州にはもう一つ多いものがある。それは炭鉱だ。様々な金属の鉱山も大変に多い。
だからこそレジ系ポケモンは鉱物系の姿をしているのだ。「だいばくはつ」も実際に炭鉱では爆発事故が多かったので、そのことを意味していると解釈するのが自然だ。
さてこの解説を信じてもらえるだろうか?