【閲覧注意】アンパンマンの顔や戦争にまつわる都市伝説
まずアンパンマンと言えば、まさに国民的なアニメで知らない人はいないと思う。
都市伝説というのは通常、登場するキャラクターや制作の裏話にまつわるものが多い。
そこで今回は、まず作者本人に関する都市伝説を紹介しよう。
作者のやなせたかし氏。実は彼、本業が何か分からないほど多彩な人なのだ。
ある時は「手のひらを太陽に」という教科書にも載るような歌の作詞者だったり、またある時は詩人で、アンパンマンの初登場がキティちゃんのサンリオの本だったり。さらに三越の包装紙を手掛けていたりもする。
そして何より意外なのは、戦時中は幹部候補生の陸軍軍曹で暗号解読を仕事にしていたという過去を持つ。また戦争中に弟さんを亡くしていて、これが後ほど説明する都市伝説に大きく関係しているのだ。
この記事では国民的アニメ「アンパンマン」の意外な都市伝説を解説したい。アンパンマンは単なる子供向け作品ではなく、数々の裏設定があることを知ってほしい。
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戦争と関係が…?アンパンマンマーチの都市伝説が悲しい
先程書いたように、やなせ氏の弟さんは戦争で亡くなっている。彼は人間魚雷「回天」の操縦士として南方へ移動中、乗船していた輸送船が撃沈されてしまい、志し半ばで逝去した。
都市伝説では作詞も手掛けるやなせ氏が、愛する弟への想いを込めて作ったのが「アンパンマンマーチ」だと言うのだが…
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この件に関しては、ご本人が直接「僕にそんなつもりはなかった」と本の中で明かしているので、ただの都市伝説ということになる。そして戦争については「正義のための戦争など無い!」と、それ自体を否定している。
つまり「生きることが大切」という歌詞には特別な想い入れがあるのだろう。また「もし正義があるとすれば、それは困窮した人たちを救うこと」だとも話していた。
これこそアンパンマンが正義の味方で、飢えている人に「自分の身体の一部」を与えることの意味なのだ。むしろここからがポイントだが、弟さんは「コンパスで描いたような丸顔」だったという。
だからやなせ氏は「アンパンマンを描いていると胸が切なくなる」と明かしていたが、歌よりもむしろアンパンマンそのものが「弟さんのために作られた」と言っても過言ではないだろう。
またWebには「アンパンマンマーチは軍歌」という、それこそ何の根拠も無い都市伝説もある。ここまでの解説でお分かりの通り、これは完全なデタラメだ。
やなせ氏は生前から「戦争反対」の立場を徹底的に貫いてきた人なので、軍歌を作る理由など全く持って無い。これこそ迷惑な都市伝説の典型だろう。
バタコさんの都市伝説!おむすびまんとは結婚、離婚を経験していた!?
バタコさんは公式設定によると、アンパンマンワールドで一番美しい人ということだ。そして心の美しい人とも書かれているが…実はバタコさん、「人ではない」のだ。
見た目こそ少女だが、ジャムおじさんと同様「一種の妖精」という設定。厳密には「美人」という概念には当てはまらないそう…(人型だし、見た目が良ければ筆者的には良いと思うのだが)
とにかくバタコさんは「人に見える妖精」ということだが、アンパンマンワールドにはバタコさん以外に「人に見える妖精」は存在しないのだ。
つまり「一番の美人」と言えるかもしれない…トンチのようだが、他に人型の女性がいないのだから。
ただしアニメには1768体もキャラがいるので、見逃しがあるかもしれない。ところでWebには「バタコさんとおむすびまんが結婚している」なんて都市伝説がある。
早速調べたものの公式にはそんな話はなく、どうやら勝手な妄想らしい。おむすびまんがバタコさんにゾッコンで色々プレゼントしていたようだが…その後の展開は不明である。
また最近は、都市伝説がより加速化して「離婚説」というものまである。離婚よりも先ず結婚が先に来るはず…
が、バタコさんと言えば結婚や離婚よりもさらに凄い話がある。思い出してみて欲しい、作中におけるバタコさんの主な役割は「アンパンマンの顔を取り換えること」。
その点でバタコさんは大変優れたピッチャーであり、百発百中に加えて球種も豊富と来ている。あんな大きな顔を投げれる彼女は、間違いなくアンパンマンワールドで「一番のピッチャー」だろう。
アンパンマン世界の妖精、ジャムおじさんとバタコさんは夫婦なのか?
これも色々な都市伝説が噂されているが、まず基本設定が妖精(アニメ版では「普通の人間」とも言われている)なのでそうした前提で話を進めよう。
二人は「夫婦」という都市伝説があるが、公式サイトでは「無関係、もしくは家族に近い関係」として否定されている。しかし、少なくとも「師匠と弟子」のような関係であることは一目瞭然だ。
ではジャムおじさんは、何の師匠なのか?もちろん「パン作り」は含まれるだろう。
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あえて「含まれる」と書いたのは、ジャムおじさんは多芸多才で、実はパン以外にもたくさんの料理に命を吹き込めるからだ。コック帽を被っている理由は彼が「魔法の調理師」であるが故。
おまけに「アンパンマン号」もジャムおじさんが作ったものだし、他に登場するメカも実は全て彼のお手製だ。だから公式のQ&Aにも「とてもメカに強い」と書かれている。
バタコさんがジャムおじさんの元で修業しているなら、パン以外の物の作り方も教えてもらっているのだろうか?バタコさんの格好もパン職人と言うよりは、まるで「修理工」のようだ。
ひょっとすると「パン作り」はおまけで、バタコさんはジャムおじさんの「メカニックの弟子」なのかもしれない。
中には何が入ってる!?アンパンマンの「顔」にまつわる都市伝説
これはズバリ「エネルギー源」が入っている。アンパンマンは作者の理想とする正義の味方なので、基本的に困った人を助ける仕事をしている。
そのため、頭の中に詰まっているのはエネルギー源で、アンパンマンは顔を食べた人を元気にするのだ。ちなみにアンパンマン自身はご飯を摂る必要がない。
また都市伝説では、頭の中のアンコが「こしあん」と言われているが、公式には「つぶあん」である。頭はアンパンマンの一番重要なパーツで、顔が汚れると「パワーがなくなる」設定はご存知の通り。
これは人に食べさせるのが目的だけに、汚れた頭ではその役目が果たせないことに由来する。「顔が濡れてふやけると力が出ない」のも、同様に食べられなくなるからだ。
では、アンパンマンの「頭」はどの部分まで食べられるのか?普通に考えて「頭を失えばアンパンマンも生きられない」…そう考える人が多いかもしれない。
が、答えは「全部食べても大丈夫」とのことだ。これは原作で頭を全て分け与えた後、首なしで空を飛ぶアンパンマンがはっきり描かれているので間違いないだろう。
「首なしのアンパンマン」なんてそれこそ都市伝説レベルの話に聞こえるが…これは実話だ。では、そんなアンパンマン自身のエネルギー源はどうなっているのか?
その答えは、次の項目で都市伝説記者が解説しよう。
アンパンマンの「心」はどこにあるのか?
これは大きな問題だ。原作を見ると首なしで行動しているので、少なくとも頭部には無さそうだ。
実はアンパンマンは「命の星」というものを持っていて、それが天から降って体の中に宿ることでアンパンマンが誕生したのだ。
そう考えると、アンパンマンの心は「命の星の中にある」というのが正解かもしれない。エネルギー源に関しても「命の星」が多少のパワーを持っていて、頭が無くても少しの間なら動けるとのこと。
しかしここで、都市伝説記者は大胆にも新しい都市伝説を見つけた。それは、アンパンマンの心は「体の中にある」という都市伝説だ。
これは人間で言うと「心は内臓にある」というのに等しい。これはどんな説かというと「記憶転移」という現象から来ている説だ。
この現象は「臓器移植を受けた人間の人格が変わる」という事実を指す。ちなみに脳は「媒介神経細胞」という神経細胞の塊だ。
しかし全身にも神経細胞は存在するし、記憶は全身の神経細胞にも散らばっているのかもしれない。
なので臓器移植をすると、他人の記憶が身体の中に入り込むことになる。それで人格や嗜好が変わったり、知らない言葉を話すようになるらしい。
だからアンパンマンもひょっとすると、「体の中全部」に心があるのでは…?と、ここまで書いてさらなる都市伝説に気が付いた。
頭の中身はつぶあんだが、アンパンマンの「身体の中身」は何なのだろう?別の説によると、アンパンマンは焼き上がった時から服とマントは着けていたらしい。
では身体の中はどうなっているのか…?ただのパン?
このように、アンパンマンには意外と都市伝説が多い。別の記事でも都市伝説について検証しているので、ぜひ見て欲しい。