【アニメ都市伝説】ドラえもんのアイテムに隠された怖い話…

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これは都市伝説として怖い話があるというのではなく、そもそも怖いストーリーや設定の話が沢山あるということだ。

この記事ではそんなドラえもんのストーリーをいくつか紹介しよう。

 

どくさいスイッチ

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てんとう虫コミックス15巻に収録されている「どくさいスイッチ」はどんな生物でも最初から存在しなかったことにできる恐ろしい道具だ。

これは漫画版や日本テレビ版アニメでは元に戻せない設定だったが、あまりに怖い話なのでテレビ朝日版アニメでは元に戻せる機能が付けられた。

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また、ドラえもんだけは例外で消された生物のことを覚えている設定だ。のび太は嫌いな人や自分に注意した人を片端から消していき最後に「みんな消えてしまえ」とすべての生物を消してしまう。

そして生物が存在しなくなった世界でドラえもんに「自分一人しかいない世界は寂しいもんだろう」と言われ反省する。

 

ペンシルミサイルと自動しかえしレーダー

てんとう虫コミックスの「ドラえもんプラス」5巻に収録されているこの話は冷戦時代の世界情勢をモチーフにした怖い話だ。

ペンシルミサイル」とは名前を言うだけで相手を特定し命中するというミサイルで、相手が黒焦げになるほどの威力がある。

これには自分に向けてミサイルが発射されたときに発射した人に向けて自動的にミサイルを発射し返す「自動しかえしレーダー」もついている。

のび太はドラえもんが寝ている隙に大量のペンシルミサイルをドラえもんのポケットから出して設置する。しかし、ジャイアンとスネ夫ものび太からミサイルを盗んで設置する。

お互いに罵り合った結果、最後に空地にいる全員に向かってミサイルが大量に降ってくる画面で終わるブラックなラストだ。

 

バラバラボタン

単行本未収録のエピソードだ。だから都市伝説で実在しないかもしれない。

ストーリーとしては、いつものようにジャイアンにいじめられたのび太はドラえもんに「バラバラボタン」を出してもらう。これは自分の選んだ相手の身体の一部と自分の身体の一部を入れ替えられるという道具だ。

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ジャイアンと自分の腕を入れ替えたのび太は喧嘩に勝つ。これで味をしめたのび太はラジコンで遊ぶ時はスネ夫の指、試験の時は出木杉の脳みそと身体の入れ替えを繰り返す。

最後に駆けっこで勝つために犬の足と自分の足を入れ替えて、駆けっこには勝ったが奇怪な姿になってしまうという怖い話だ。

 

ネズミとばくだん

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ドラえもんがネズミが嫌いだというのは有名な設定だが、ネズミを見つけるとパニックを起こして考えられないような行動に出る

野比家でネズミを発見したドラえもんはマシンガンやジャンボガンなどの兵器で退治しようとするが、ネズミが隠れてしまったために退治できない。

そこで地球ごと退治してやると「地球破壊爆弾」を取り出して使おうとする。目は血走り、奇怪な笑い声を上げるドラえもん。

たかがネズミ一匹のために地球を破壊しようとするという怖い話で、独裁者が大量破壊兵器を使おうとする過程を皮肉ったストーリーだ。この話はてんとう虫コミックス7巻に収録されている。

 

自動ぶんなぐりガス

ドラえもんカラー作品集第4巻に収録されている「自動ぶんなぐりガス」はスプレー式のガスだ。

これは、誰かをぶん殴りたいと思ったときに間接的に殴ったのと同じ痛みを与える陰湿的なアイテム。

何かにこのガスを吹き付けておいて殴りたい相手の名前を言うと、相手がそこまで歩いて行って自動的にその何かに激突してしまうのだ。遠くからマイクでの遠隔操作も可能。

ジャイアンやスネ夫に復讐しようとしたのび太はガスを使うのだが、マイクを落としてしまう。

その後、それを拾ったしずかちゃんに何度も名前を呼ばれて電柱に激突してしまうという自業自得の怖い話になった。

 

勇気百倍うちわ

「勇気」と書かれた団扇(うちわ)で、これであおいだオレンジ色の風を浴びると勇気百倍になる。

しかし団扇を破ってしまい、それであおいだブルーの風を浴びると恐怖が百倍になるという恐ろしい道具だ。この怖い話は2004年8月29日に放送されたが映像ソフトには未収録だ。

のび太は町はずれの洋館での肝試しに「勇気百倍うちわ」を使い勇気を示して、ジャイアンとスネ夫に威張るつもりだったが団扇を破いてしまう。

その結果、怖がりになり酷い目に合う。実はお化けは偽物で人が化けていることにドラえもんが気付いて謎は解決する。

しかし、最後にのび太が本物の洋館の幽霊を目撃するという怪談だ。ドラえもんのエピソードは怖い話でもあるが、それは人間の欲望や狂気の怖さである。

ドラえもんの道具=「未来科学」を自分に都合の良いように使っていると、かならずしっぺ返しが来るということなのだ。

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