もはやギネス級!?【銀魂】にまつわる面白いランキングの数々
みんなが大好きな「ランキング」。
何故、日本人はこうも物事にランクや順位を付けたがるのだろう。
国によって多少の違いはあるものの、ミーハーな国民性がうかがい知れる一面と言える。
そんな風潮は当然人気アニメを前をしても留まるところを知らない。
と言うわけで、世間の流れに便乗して今回は銀魂の様々なランキングを紹介したいと思う。
王道モノから変わりダネまで、一挙取り挙げてみたので楽しんで欲しい。
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めっちゃ多い!銀魂の「長さ」にまつわるランキング!
銀魂といえば長い。何が長いかと言われればそう、長期連載がとにかく長いのだ。マンガ版のスタートが2004年からなので、少年ジャンプの中でも銀魂はかなりの長寿作品になる。
あるいはアニメ版もシーズンごとに休止を挟んでいるとは言え、ロングスパンで放送されている。このように銀魂はとにかく「長さ」に定評がある作品なのである。
と言うことで、他にも銀魂が誇る「長さ」をランキング化してみた。例えば最近の銀魂では、恒例と化してきた「シリアス長編」の話数。
銀魂と言えば初めはギャグマンガとして開始したのに気付けばシリアス展開が多くなり、最近ではむしろ元々のギャグ回の方こそがオマケみたいな扱いを受けている。
その良し悪しの判断は銀魂ファンそれぞれに委ねるとして、今回はそれぞれの「シリアス長編」がどれだけの期間続いたかをランキングにしてみた。
では早速、見ていこう。第3位は「将軍暗殺」編!なんと22話も掲載されている。そして2位は「さらば真選組」編で、こちらは26話。驚くことに半年以上も続いた長編になっている。
しかし、驚くのはランキング第1位だ!これはマンガ版で言うところの第552訓から始まった「洛陽決戦」編であり、信じられないことに595訓まで…つまり43話もの大長編シリーズなのである。
飛び抜けてすさまじい話数であり、堂々のランキング1位を飾った洛陽決戦編。実に単行本の62巻から66巻…つまり4冊にも及ぶ長さになっている。
また「将軍暗殺」から「さらば真選組」、そして「洛陽決戦」はすべて地続きのシリーズである。この頃の銀魂が、いかにシリアス展開に力を入れていたかが分かるランキングだろう。
さてこのように、銀魂ではいかなる話も長くなるクセがある。おそらくは銀魂作者である空知英秋の趣味なのだろうが、実はこの作品。サブタイトルも長文化することで有名なのだ。
アニメ版銀魂のとある回では、その副題の長さが日本アニメ史上堂々の第2位にランキング入りすることがあった。(名誉なのかは不明だが…)
1位でなくランキング2位というのがまた微妙なポジションではあるが、問題となるタイトルは銀魂1stシーズン、第75話のもの。
あまりにも長いので割愛するが、「仕事のグチは家でこぼさず外でこぼせ!って言うからちょっとこぼさせてもらうけどね(中略)アニメだって作るの大変なんだから文句言うのやめなさい!」…といった具合だ。
文字数にしてなんと約200字!実は「(中略)」として削った部分の方が多いという、ある意味で銀魂らしい副題ではないだろうか。
もちろん全ての銀魂サブタイトルが長いわけではなく「終わりよければ全てよし」といったシンプルなものもある。
しかしながらアニメ史に残る部類のランキングとして数えられるのは、簡単に思えて実際は難しい。まあサブタイトルなんて考えたもの勝ちなので凄いかどうかは別として。
いや、しっかり読んでもちゃんとした文章になっているのでやっぱり銀魂スタッフの才能は無視できないところだろう。
ちなみに前述したとおり、銀魂の作者・空知英秋もこうした長回しが好きらしくマンガ版でも文章量の多い名言が数多く存在する。
セリフになると区切りも曖昧なのでランキング化は難しいが、銀魂ファンとしてそれらしい名言を抜き出してみるのも面白いかもしれない。
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ファンサイトにまで順位付け!ランキング好きな銀魂信者たち
掲載雑誌の「週刊少年ジャンプ」という名前を見ても分かる通り、銀魂は男子をメインターゲットにした作品である。
ところが最近では、それ以外の読者層も獲得していて特に女性からの人気も高い。つまり銀魂は老若男女に愛される作品といっても過言ではないのだ。
その証拠にネット上では数多くの銀魂ファンによるサイトが存在しており、それらのサイトを取りまとめたランキングサイトまで作られているのだ。
しかもそうしたランキングサイトは1つや2つではなく複数ある。
1つの作品に対してファンがこれだけ熱意を注ぐというのだから、銀魂がいかに凄いかは前々から分かっていたものの…驚きの事実に他ならない。
こうしたランキングで好まれるのが、ファンが書いた非公式の小説や漫画の掲載されたサイト。お気に入りのキャラ同士をカップリングした恋愛モノが特に人気らしい。
例えば銀魂のキャラクター内でもよく噂される神楽と沖田、この2人を「本当の恋人」として扱った作品などがウケている。
もちろん銀魂ファンによるサイトばかりなので「アンオフィシャル」であり、中には単なる妄想爆発のブログなども存在する。が、やはりランキング上位にはしっかりとした作品が多かったりする。
また銀魂ファン同士の「交流」という観点からも価値があると思われるので、興味があればこうしたランキングに目を通してみるのも良いだろう。
あるいは自作の創作物でランキングに挑むのも面白いかもしれない。
こんな変わりダネも…!ここがヘンだよ「銀魂ランキング」
上記で紹介した種類以外にも、ファンであれば誰もが気になる「王道ランキング」というものがやはり銀魂にも存在する。
例えば少年漫画ではおなじみの「キャラの強さ」に関するランキングがそれに当たる。
元々ギャグマンガなのに「強さ」のランキングってどうなのよ?と言う感じもするが、ソレはソレ。笑いありアクションありが銀魂のモットーなのだから。
ただしこれは公式作成のランキングではなく、あくまで銀魂ファンによるもの。結果も星海坊主と神威のどちらをトップにするかでよく意見が割れている。
ちなみに、主人公の坂田銀時は多くの欠点を指摘されてランキングの5位以下に設定されている。また他にも王道のランキングものとしてよくあるのが、キャラクターの「人気投票」。
「天パで短気でぐうたらで…」と3拍子揃っているにも関わらず、主人公補正でいつもランキングトップを勝ち取るくだんの坂田銀時は別として…
2位以下にはやはりイケメンキャラで通っている土方十四朗や沖田総悟が入るなど、ファンも納得の結果になっている。
余談だが、志村新八の名前に「8」がある通り、公式による人気キャラクターランキングで連続8位を取っているのもネタの1つだ。
もちろんアンケートによる人気投票なので偶然だが、銀魂ファンからはこれも一種の「伝説」として語り継がれている。
さて問題となる変わりダネのランキングだが…例えばこうした中には「実写映画化しないで欲しい作品」というものがある。
「して欲しいランキング」なら数多くあるが、「しないで欲しい」とは一体どういうことだろう?
ここで少し考えてもらいたい。
これまで実写映画化された作品(進撃の巨人やテラフォーマーズなど…)には原作者やファンの声を無視してキャスティングした結果、大ゴケしてしまった話を耳にしたことはないだろうか。
つまり、これはファンの気持ちを踏みにじってきた負の実績が作り出したランキングだと言える。
これがマンガやライトノベルを愛する多くの人たちに「実写化=失敗」というイメージを植え付けてしまったのだ。
銀魂ファンはなおさらこの想いが強く、気付けばランキング入りを果たしていたと言うワケだ。
ところが2016年、銀魂は突如として実写映画化を発表。ランキングから垣間見えるファンの気持ちはまたしても無視される形となったが…肝心の映画の出来やいかに。
色々と異なる意見が多い内容だが、しっかりとその目で鑑賞して純粋に評価するのが銀魂ファンとしての正しい在り方だろう。
既に本放送は終了してしまったが、アニメ「銀魂」は第1期から絶えず人気があって専門チャンネルなどの視聴ランキングでも常に上位をキープしてきた。
場合によっては再放送の時でさえこうしたランキングの上位に食い込む程だ。
よって、銀魂が国民的アニメの仲間入りを果たす日もそう遠くはないだろう。