【絶対役立つ】カイジの響く名言集・まとめ!
カイジはギャンブル漫画なので、あまり日常で使える名言が無い。
また背景を語ろうにもギャンブルの場面ばかりなので、詳細な背景説明をすることは適当ではない。
しかし人生の瀬戸際を描く漫画だけに、味わい深い名言が多いことも事実だ。
この記事ではそのような名言の中から前向きになれるものを選んで紹介してみた!
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カイジが希望や夢を語るのは似つかわしくない?いや、ニートにも意地がある!
<名言>
希望は…夢は…人間とは別の何か…
他のところにあるような気がしてたけど…
そうじゃない…!
人間がつまり…
希望そのものだったんだ…
<解説>
賭博黙示録カイジの8巻でカイジが使う。確かに夢や希望というのは漠然としたもので、イメージとしては苦衷にふわふわと浮いているような気がするものだ。
しかしこの名言にあるように、実は夢や希望は人間の内側にあるものだ。しかし「人間=希望」という直喩は強調表現としては分かるが、やや強引だろう。
これは他人から見ればある人の存在自体が希望であったり、自分自身について考えると今生きているということ自体が希望であったりするというのを、うんと縮めて表現したわけだ。
そして何より、夢や希望を持つ動物は人間だけだということだろう。
ここまで前向きな名言を放つなら、カイジも真面目に生きてみろ!
<名言>
できるかどうかじゃない!
やるんだっ!
勝つために生きなくてどうするっ…!
<解説>
賭博黙示録カイジの10巻でカイジがこう言っている。カイジという主人公は俗に言うニートで、上京して以来無意味にだらだらと日を過ごしていた。
友人の借金を代わりに抱え込み、その負債の多さから命がけのギャンブルに挑むことになった。カイジのストーリーは「退屈な日常」が「命がけの毎日」に変化する物語だ。
カイジは勝って大金を手にすると元の「ダメ人間」に戻ってしまうどうしようもない性格だが、勝負の最中には目覚めて良いことを言う。これはその典型のような名言だ。
できるかどうか計算する前に、まずやってみなければ何も起こらないというのは真実なので、これは多くの場面でも使えそうな名言だろう。
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可能性を信じてチャレンジ!その気にさせるカイジの名言
<名言>
オレはチャンスを自ら閉じているんだ!
オレの限界はココ、ココで終わりだと他の誰でもない、オレ自身が諦めてしまっている…!
自分を…その可能性を…
<解説>
賭博黙示録カイジの11巻でカイジが発する。確かに自分の限界を決めるのは自分だ。どのような限界値も、肉体が許すギリギリのところまでは努力で上げることが出来る。
さらに精神的なことなら、限界値など無いと言っても良い。これはそのことを改めて思い起こさせてくれる。そして、この名言には別の言い方もある。
それは「自分を信じろ」だ。自分が自分自身の可能性を信じなくてどうするのだろうか。これは同時に可能性の根拠を作るため、日々努力を怠ってはならないと言うことなのだろう。
迷いを断て!チャンスをつかむための名言だ!
<名言>
そうやって一生迷ってろ…!
だから失い続けるんだ…貴重な機会(チャンス)をっ!
<解説>
賭博黙示録カイジ、7巻で利根川幸雄が放つ名言だ。確かに優柔不断な人間は何事も成すことは出来ない。
ある意味、チャンスは日常の中にいくらでもあるものだ。あれこれ考えてる前にどんなことでも、まず手を付けてみないと何も始まらない。
始まらないということは失敗こそしないが、成功もしないということだ。何か始める前にあれこれ悩む人は「失敗したくない」という思いが強い人だろう。
さらに言ってしまえば「怒られたくない」という気持ちもあるのかもしれない。しかし、それでは何も変わらないのだ。
人間には物理的に決められた「寿命」というものがある。何もしないということは無意味に時間だけが過ぎていくということだけでなく、チャンスを失い続けるということでもあるのだ。
アンケートでも名言No.1!カイジでは意外な人物の発言だが…
<名言>
明日からがんばるんじゃない…今日…今日だけがんばるんだっ…!
今日をがんばった者…今日をがんばり始めた者にのみ…明日が来るんだよ…!
<解説>
賭博破戒録カイジの1巻で大槻班長がカイジにこう諭す。Web上でもよく見る「明日から本気出す」を見事に否定している。
俗に言う「先延ばし癖」というものは、いつまで経っても人を怠け者の状態においてしまう。なぜなら明日は今日になってしまい、そこにはまた新たな明日が生まれてしまうからだ。
が、何も変わってはいない。今日頑張らなければ意味のある明日はやって来ないのだ。
いつも自分を他人と比べている人は要注意!自分の未来は自分で開け!
<名言>
他人なんか関係ねえんだよ…!
オレだっ…!オレだっ…!オレなんだっ…!肝心なのはいつも…!
オレがやると決めてやる…ただそれだけだっ…!
<解説>
賭博黙示録カイジ、3巻でカイジはこう言った。人間というものは社会的な動物だから他人を気にするようにできている。そして同調行動を取ろうとする。
それは、多数に付いた方が保身のために有効だからだ。しかしギリギリの判断を迫られたときには、他人任せにしていると失敗することがある。
そんなときには周囲を気にせず、独自の判断をしなければならない。「肝心なのはいつも…」というのは、いつもは他人を気にして判断せずに失敗してきたということだ。
やると決めるのは自分一人だし、その結果を受け入れるのも「自分一人」だということを思い出させてくれる名言である。
守りに入るのは老化現象?若者は攻めて行け!という名言
<名言>
若者は掴みにいかなきゃダメだっ…!
でなきゃ、道は開けないっ…!
<解説>
賭博黙示録カイジの5巻で遠藤勇次が放つ名言だ。これには前段がある。
「リスクに臆して何もしないと言うのは、年金暮らしの老人や臆病なボンボンと一緒だ。そして、そんな金を持つ彼らだからこそ許される話。しかし、持たざる者、若者がそれじゃ、話にならない…!」
カイジの漫画らしい、守りの姿勢に入らずに積極的に動かなければ幸運は掴めないと。確かに若者はこれから何かをつかむ立場で、老人は掴んだものを離さないようにする存在だ。
この真意は、若者のくせに心が年老いている人間を否定している点にある。
カイジの名言で心を奮い立たせろ!
具体的な賭博の場面は省いたが、名言の真意は伝わったと思う。読者の方々も若者らしく、アグレッシブに生きていきましょう!