【ネタバレOK?】ディズニーの都市伝説が怖すぎる
怖い都市伝説といえば「心霊現象」や「地縛霊の仕業」などの噂が多い。
それはディズニーも決して例外ではなく、むしろ時代の流れによって原因や噂が移り変わるのだ。
今回は、ちょっと変わったディズニーの怖い都市伝説をご紹介しよう。
チップとデールは「人骨」を集めていた?
「トゥーンタウン」といえば東京ディズニーランドと本家のディズニーの両方にあり、お子さん向けのアトラクションを集めた施設として有名だ。
そして両方に「チップとデールの滑り台」がある。いや、東京のディズニーの方は「あった」というのが正しい。1996年のトゥーンタウンのオープンからわずか4ヶ月で滑り台が撤去されてしまったからだ。
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現在では「チップとデールのツリーハウス」に名前が変わっている。木の中を上に上がって外の階段を下りていくだけの正直つまらないというか、なぜ存在するのか分からないアトラクションでもある。
この滑り台が撤去された理由について、公式では「チップとデールが壊してしまった」とのこと。勿論それは建前で、実際の理由が説明されている。
それは公園の滑り台にもよくある「前の子が滑り終わってないのに、次の子供が滑って衝突する」「逆から昇ってくる子供と、滑る子が衝突する」ため危険だからということだ。しかし、これだけでは腑に落ちない。
下に一人キャストを置いて監視すれば防げる事故なのに、作った施設をわざわざ壊す必要があったのか?実際にアメリカの本家ディズニーには滑り台があるらしい。
東京のディズニーで撤去された理由を、都市伝説では過去に「子供が落ちる事故」「手足に切り傷を負う事故」があったからと言われている。
ディズニーでは怖い事故が起きると「お祓い」をする習慣があるが、その際に「滑り台の下に人骨が埋まっている」と霊能者が言ったらしいのだ。
東京のディズニーは埋め立て地なので昔の人骨など埋まっているはずがない。元は「沖の百万坪」と呼ばれる浅瀬だったのだから。
「トム・ソーヤ島」の動く石とは?
これは本当の話だが、ウェスタンランドにある「トム・ソーヤ島」は唯一、ディズニー自身が設計に関わったアトラクションとのこと。
「トム・ソーヤの冒険」を主題にして作者のマーク・トゥエインにちなんだモチーフ、「インジャン・ジョーの洞窟」「トム・ソーヤのツリーハウス」「サム・クレメンズ砦」等々がある。
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ちなみに「サム・クレメンズ」はマーク・トゥエインの本名だ。ディズニーはこの世界観が好きだったのだ。
しかし、ここにはアトラクションとして「トム・ソーヤ島のいかだ」はあるが、トム・ソーヤ島自体はアトラクションとして書かれていない。ここは世界観に浸る散策場所だ。
さて、ここにある怖い都市伝説はこの世界観が好きだった少年の話だ。ある日、彼は病で死んでしまった。
両親は彼の思い出にこの場所に「石」を置いた。だがこの石は、キャストがいくら片付けても最初に置かれた場所に戻っているという。確かに怖いという印象もあるが、悲しい都市伝説でもある。
これ以外にも、トム・ソーヤ島には実際に「動く石」がある。それはインジャン・ジョーの洞窟にある「丸に十字架」が描かれた岩の下にある石だ。
ここを注意深く探すと財宝が見つかるとのこと。一応、岩の間に金貨が2枚見つかるのだが、原作では箱一杯の金貨があるという話だ。
スクリーンの異常と墜落事故
以前、「ビジョナリアム」というアトラクションがあった。これはナイン・アイというロボットが時空を移動して映像を送ってくるという全方向360度映像型のアトラクション。
ユニークさと映像の迫力が売りの人気アトラクションの一つだった。都市伝説によると、ある日このビジョナリアムで「事故」が起きたそうだ。
「ライド型」でもないのに事故とは想像しにくいが、9面のスクリーン全部が輝き奇妙な音が流れたらしい。ゲストは演出だと思っていたが、上映は中止になり続きを見ることはできなかった。
ここからが怖い話なのだが、この日付と時刻は1985年8月12日18時56分、これは日本航空123便が御巣鷹山に墜落した世界最大の航空機事故とシンクロしていたのだ。
123便に乗っていた乗客にはディズニーの帰りだった人も大勢いたという。そんなディズニーには多くの想いが込められている分、都市伝説も多いが、怖いだけではなく悲しい一面も垣間見られるのだ。