ディズニーの怖い都市伝説!誘拐事件の恐ろしい理由
この記事ではディズニーでの「行方不明」に関する怖い都市伝説を扱おうと思う。
ディズニーでは子連れの親子、特に子供に関する裏話が色々と噂されている。今回はそれらを検証していく。
東京ディズニーランドの誘拐事件
怖い都市伝説で語られている「誘拐」に関する話のパターンは以下のようなものだ。
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1.誘拐事件の発生:3、4歳の子供がトイレに入ったまま出てこない。またはトイレ周辺で姿を消した。
2.迷子センターに行くと、届け出はないが何やら出入口封鎖等の対策をしてくれた。
3.両親とセキュリティオフィサーが1つだけ封鎖されていない出口で監視をする。
4.「髪型は違うかも」「服も違うかも」等々レクチャーされて注視する
5.なんと髪型も服も違っていたが靴で見分けられた
6.犯人は逮捕され、子供は無事に戻った。
7.誘拐の目的は子供の臓器売買であった。
これには発見場所がトイレで、まさに髪を切られて着替えさせられていたと言われる。この噂は1996年ころから出始めたようで、延々と語り継がれてしまっている。
が、実は全くの根も葉もないデマだった。そのような事件は一度も起こったこともなく、起こる可能性もない。ディズニーではゲストはきちんと保護されていて、人込みで迷子になってもすぐにキャストに保護される仕組みになっている。
また、少しでも不審な人物はセキュリティオフィサーに監視され、それは退出するまで引き継がれていく。そもそも日本では子供の臓器売買市場自体が存在しないので、そのような目的の誘拐自体があり得ない。
これは元々、アメリカで噂された怖い都市伝説が日本に伝わったものなのだ。アメリカでは年間18歳未満の少年少女が、約80万人も行方不明になっている。
その中には臓器移植が目的だと噂されるものもあるが、保護者が子供から目を離すことはどのような場であっても良いことではない。
この怖い都市伝説がデマだからと言って他の危険がないわけではない。実際、トム・ソーヤ島では子供が岩から落ちて骨折するという事故が起きたことがあるのだ。
なので、決して油断せずに夢と魔法の王国を楽しんで欲しい。
ディズニーでは迷子呼び出しをしない
これは怖い都市伝説ではなく事実だ。実際に迷子はたくさん発生しているが、放送する前にキャスト側で解決してしまうので放送自体が必要ないのだ。
そんなことがあるのかと疑う方もいると思うので、迷子が発生してから親御さんに引き渡されるまでを説明したいと思う。まずお子さんが迷子になったとしよう。
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基本的にディズニーではカストーディアル・キャストという清掃担当が発見する。彼らはゾーンで勤務しているため自由度が高いからだ。
また、一般のアトラクションやフードのキャストが気づくことも多い。アトラクションやフードのキャストは持ち場を離れられないので、すぐセキュリティ・キャストを呼んで引き継ぐことになる。
子供は行動範囲が狭いので、保護者と一緒に探すと15分以内に見つかるケースがほとんどだという。見つからない場合は「迷子センター」で保護して特徴等の情報を登録する。
そして保護者が来るまで保護は続く。また親御さんから訴えがあった場合にも、周辺を捜すと大半が15分以内に解決するそうだ。見つからない場合は、迷子センターに照会する。
これで該当する迷子がいない場合は、全パークのカストーディアル・キャストが業務を行いながら捜索をする。またアトラクションやフードでもチェックを行う。
これで発見できないというケースは「無い」ということだ。何にせよ保護者が気を付けていれば、本来迷子は発生しないと思われるが
ディズニーでは、入場者と退場者の数が合わないことがある?
ディズニーは入場者も退場者も電子的に管理されている。さらに、閉園後は夜カストーディアルと呼ばれるキャストが徹底して清掃しているので、園内に隠れたりすることはあり得ないのだ。
だが、怖い都市伝説によると「あるタイミング」で数が合わない事例が発生する。それはリニューアルの時だ。
そのアトラクションとは「イッツ・ア・スモールワールド」で、この話からすると足りない分の人数は人形にされてしまったのだとか。
また、東京ディズニーランドのジャングルクルーズに忘れられたお子さんは全員船長にされるという話があり、これも都市伝説の一つとして有名だ。
さらに、入場の時は自分で歩いて入ったお子さんが退場の時はオンブや抱っこされる事でカウントが減るのだ。
逆に朝早くの入場で入りは抱っこ、帰りは自力という場合が多い日曜は退場者の方が多かったりする。
この結果は面白い反面、単純にカウンターの数値で怖い都市伝説を語ることはナンセンスだと感じてしまう。
とは言え、ディズニーに行く前に怖い話を知っておくと一味違う楽しみが得られるかもしれない。とりあえず知っておいて損はないだろう。