【永久保存版!】ドラゴンボール「戦闘力」の真実
ドラゴンボールで誰もが気にする話題と言えば「戦闘力」だ。しかし戦闘力とは一体何かという話はあまり説明されていない。
今回の記事ではこのようにドラゴンボールの戦闘力に関して分析してみたいと思う。
しかし細かく戦闘力を表にするのは既に多くの方がやっているので、ちょっと変わった角度から記事を書いてみたい。
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ドラゴンボールにおける戦闘力とは?
戦闘力とはツフル人が発明したと言われる「スカウター」で測った数値のことを言う。スカウター以外にも計測装置はあるが、どれも具体的に何を計っているのかは明記されていない。
一応「気」を計っているらしいのだが、これまでのストーリーから推理してみよう。アニメでは計測範囲を超える数値になった場合、スカウターは爆発してしまう。
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ここから考えると気はエネルギーらしい。「気」を感じられる戦士はスカウター無しでも大体の戦闘力を計ることが出来る。
同時に気をコントロールすることでスカウターの探知から逃れることが出来るのだ。元気玉もすべての生物から少しずつ「元気」を分けてもらって放つ必殺技だ。
つまり戦闘力を高めるには気の修業が絶対に必要となる。
戦闘力は上がる一方なのか?
王道バトル漫画では主人公は敵を倒すために修行をする。しかし、ある程度強くなると敵がいなくなるので新たな敵が必要になる。
そのため「主人公が登場する→敵が登場する→最初は負ける→修行して倒す→新たな敵が登場する」というパターンを繰り返すことになってしまう。
いったん人気になると連載を切ったり、アニメを終了したりすることはできなくなる。そのため作品がマンネリ化して飽きられることになり、作者も消耗して潰れていくのだ。
ドラゴンボールでも赤ん坊の時の戦闘力2である悟空が「1兆2000億」までパワーアップしている。敵の魔人ブウも同じくらいだが、さらに超元気玉の数値は1兆5000億を叩き出した。
また変身もサイヤ人が超サイヤ人3までに対し、2015年のアニメ「ドラゴンボール 復活のF」では「超サイヤ人ゴッド」のさらに上の「超サイヤ人ゴッド 超サイヤ人」まで変身している…
遂には敵であるフリーザも第三形態までだったのが「ゴールデンフリーザ」とまさかの進化を果たすことに…
やはり作者・鳥山明先生が脚本を担当しても、俗に「悪党インフレ現象」と言われる「敵がどんどん強くなる設定」からは逃れられなそうだ。
必殺技が出来た理由
懐かしい話だが、悟空と亀仙人は天下一武闘会の時は戦闘力100前後で同じくらいの強さだった。が、悟空は大猿になるとさらに戦闘力を10倍に増した。
「カメハメ波」のような必殺技も考案され、一時的だが急激に「戦闘力を上げられる」設定も作られた。
つまり、絶対的な戦闘力(基本値)では敵わなくとも「カメハメ波」や「界王拳」を使うことによって戦闘力の低さをカバーしていたのだ。
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そして当時はアニメの設定が「ドラゴンボール探しの旅」から「強さを追及するストーリー」に変わる境目でもあったため、大体どのキャラクターも戦闘力「100から200」という僅差で競い合っていた。
ちなみに悟空と出会いたてのヤムチャは推定戦闘力8.7。天下一武闘会では9.6と強くなっているが、これは修行が我流のため数値で見ると大きな変化はない。
対して、クリリンは亀仙人の下で修業して70になっている。人間界という括りで見ればクリリンは既に化け物だったことが伺える。
戦闘力は血筋、それとも…?
ここで注目すべきなのは「子供時代」の悟空。戦闘力は10で人間の2倍、ピッコロを倒した前後でもその数値は400にも満たない。
それに対し、最下級戦士の家柄でも兄のラディッツが1500なのでもう少しあっても不思議ではない。
なぜなら、彼は(生まれた時点で)数か月で地球を全滅できるレベルだと言われていたからだ。
とは言え、地球で過ごしたことで成長が遅れたりピッコロやクリリンと言った強者の登場は兄たちにとって想定外だったのかもしれない…
むしろ、ラディッツは来襲時には1800程度なのでほとんど修業をしていなかったと推測される。一方、ベジータはサイヤ人の超エリートとは言え5歳時には既に戦闘力10000を超えていた。
これを踏まえると後に「頑張れカカロット。お前がナンバーワンだ」と言わしめた悟空がいかに「選ばれしモノ」だったことが分かる。
地球人は本当に戦闘力が低いのか?
この話を理解する上で重要な人物が4人いる。一人目はゴミ扱いされてしまう農夫のおじさん、二人目はミスター・サタンだ。
農夫のおじさんは戦闘力5でミスター・サタンは6.66であるが、設定では一般人は身体を鍛えても上限が戦闘力6.5なのだ。だからミスター・サタンが武闘会のチャンピオンになった。
人間界では十分にスゴい事だろう。だがサタンは常人どまり、気のエネルギーは特別な方法でしか上がらないのかもしれない。そして、あとの二人はクリリンとヤムチャ。
サイヤ人来襲の頃には戦闘力1500くらいでラディッツと戦える程に成長していた彼らは、地球人とは思えないほど戦闘力が高い計算になる。
さらに地球人はサイヤ人との混血で強さを増すこともできる。よって、地球人は気を操れる上に底知れぬパワーを秘めていたのだ。
地球人最強は誰だ?
これは文句なしでクリリンとヤムチャの二人だろう。ここで天津飯を入れたい所だが、彼は「三つ目族」の子孫という事で純粋な人間とは言い難い。
クリリンも「鼻無し」という触れてはいけない部分こそあるが、最強はクリリンで間違いないだろう。漫画原作があるのはドラゴンボールZまでだが、最終的にはクリリンが130万、ヤムチャは60万まで上昇している。
これはきちんとした師匠(神様)について気の修行を行ったことが要因だ。嘘のような話だが…人類でも頑張れば第一形態のフリーザくらい強くなる可能性を秘めていたのだ。
これは有名なセリフ「落ちこぼれでも必死に努力すればエリートを超えることがあるかもよ」にも対応している。
前述したように、単純な戦闘力の数値に関しては時系列で詳しく追ったサイトや、ゲームも含めて細かく記述したサイトがあるので興味がある方は検索してみると良いだろう。
いかだだったろうか?確かにドラゴンボールは国民的なバトルアニメである。とは言え、戦闘力だけに目を奪われていると大切なメッセージを見逃すことになるかもしれない。