知るとガッカリ!?「モンハンの悲しい裏設定」

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昔、SEGAからドリームキャストというゲーム機が発売されていた。独自のブラウザも積んでいて、インターネットができる大変進んだゲーム機だった。

ユーザに独自のメールアドレスも配っていて、オンラインゲームの時代を予感させるゲーム機だった。そのゲーム機でファンタシースターオンライン(PSO)というゲームがあった。

これがほぼモンハンと同じシステムで、多分日本で最初のハンティング・アクションゲームだ。そしてモンハン発売当時は、PSOのシステムと同じであることが大変話題になったし、カプコンの開発スタッフもそれを認めていた。

モンハンの裏設定というのは、実はここから来ているとも言える。つまりPSOとの違いをどこで出すかということだ。ゲームシステム自体はそっくりなので、ポイントは世界観しかない。

RPGと違ってストーリーを持たないゲームで明確なゴールも無いため、設定で凝る以外に違いを出す方法が無い。

今回の記事では、意外と意識されていないモンハンの裏設定がどのようにゲームに影響しているかを中心に語っていきたい。

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モンハンは日本で大ヒットしたが、海外では…

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これは別の記事でも紹介している。

モンハンは海外だと「クソゲー」扱い?

小ヒットにすらなっていないし、ゲーム専門誌の評価やユーザのレビューも低いのだ。それには色々な理由があるが、やはり「ハンティング」という部分が引っかかっているのだ。

昔は「男らしいスポーツ」だったハンティングは、最近では「動物虐待」として嫌われている。アフリカのサファリですら「フォトサファリ」と呼ばれ写真撮影のみだ。

海外で批判されている点は「素材集めのために希少種も含めた動物を虐殺する」というゲームシステム自体に集まっている。これでは「象牙をとるために象を殺す」密猟者と少しも変わらないことになってしまう。

海外では「戦争シミュレーション」は戦争自体を肯定しているので問題が無い。

また「GTA」や「セインツロウ」のような「ギャングスター・ゲーム」は昔からあるアクションゲームの流れを引いており、ゲームとして割り切っているので年齢制限さえつければ問題視されない。

しかし動物を虐殺するゲームとなると、これは大問題とみなされるのだ。だからモンハンは、海外版ではあまり血が出ないように裏設定されているのだ。

 

人間が無条件で竜を狩るのにも裏設定が…

モンハンの世界では、かつて人間と竜の間で大戦争があったという裏設定がある。この裏設定によると、当時の人類は「竜機兵」と呼ばれる兵器を作っており、それには成人のドラゴン30体分の素材が必須だったそうだ。

竜機兵はドラゴンに匹敵する強さで、そのためハンターの祖先ともいえる捕獲業者が竜を狩りまくったのだ。その結果、人間と竜は完全に対立する種族となって互いに問答無用で戦うようになったという。

また、モンスターの中にはウラガンキンのような「元ハンター」という裏設定を持つ者もいる。元ハンターのウラガンキンは英雄だったが、火山で遭難してモンスター化してしまった。そして人間に警告するために立ちはだかっているのだ。

モンスター同士も捕食者と被食者の構図が表現されていて、互いが互いを狩るような世界観である。このような裏設定があるので、この世界では狩りが当たり前の行為となっているのだ。

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モンハンではイマイチな裏設定

まず、たいていの地域では「プーギー」をペットにしてスキンシップできるというシステムになっている。

プーギーは豚に似ているが、後のシリーズ・タイトルになるほど飼い慣らすことによって色々できるようになる。これは本当にペットとして育てるというシステムだ。

モンハンには別のシステムも用意されている。それが「大闘技会」だ。これは捕獲してペットにしたモンスターを戦わせることで称号を得ることができるというものだ。

負けたモンスターは死ぬわけではなく、何度でも戦わせることができる。しかしこれは不人気で、誰も戦っていないのが現状だ。

せっかくの裏設定なのだが、報酬が称号だけでは手間として見合わないというのが正直なところなのだろう。モンスターの種類が増えた現在のタイトルで、報酬もレアな素材などにすれば大人気になるかもしれない裏設定ではある。

 

ハンターの怖い裏設定

「ギルドナイト」又は「ギルドバード」と呼ばれる美麗なハンターには裏の顔がある。

まさしく裏設定であり、表向きはギルド直属のハンターだが、裏の顔はアサシンだ。目的は密猟者・乱獲者・殺人者を人知れず始末することで、一人で軍隊と戦うことができると言われている。

もはや裏設定というよりは都市伝説のような話だが、ゲーム内で遭遇したという話は聞かない。このハンターの装備も当然素晴らしいものだが、実際には入手する方法がない。

レプリカを手に入れて着飾ることはできるが、まあ自己満足のための装備としか言いようがない。モンハンの裏設定はかなり複雑で、世界観も作り込まれている。

にも関わらず多くのハンターたちはこの裏設定を知らないようで、今回は都市伝説記者によって紹介させて頂いた。

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