【涙腺崩壊】ドラえもん「幻の最終回」が芸能界でも話題に!

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国民的アニメ・ドラえもんに幻の最終回と噂されるものがある。

いわゆる「電池切れ説」とも呼ばれる幻の最終回。

何がマボロシなのか?また、ドラえもんはどうなってしまうのか?

気になるこの「幻の最終回」。今回はこちらを紹介する。

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「幻の最終回」はドラえもんスタッフ非公認の二次創作!?

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噂によるとこの「幻の最終回」と呼ばれるストーリーは、あるドラえもんファンが作った二次創作作品のようだ。

つまりドラえもんスタッフによる公式作品ではないし、いわゆる非公認のものである。

実際に「幻の最終回」のオリジナル版が掲載されていたwebサイトには、作者からのコメントで「僕が勝手に考えた ドラえもんの最終回(仮)」という一文がハッキリ表示されていた。

また藤子先生による最終回があることも作者は知っており、それについてもしっかりと言及していた。

つまり幻の最終回はコラージュやイタズラ系の作品とは明らかに異なるエネルギーで描かれたもの。

その証拠に、ドラえもん幻の最終回の作者の年齢や氏名はネット上で検索すると公的なサイトでも確認できるという。

幻の最終回は内容的にもかなり優秀な出来で、やはりただのイタズラ目的とは思えないクオリティだ。

 

「チェーンメール」などで広まった幻の最終回

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他にもドラえもんにまつわる二次創作系のストーリーはたくさん存在するが、なぜこの話だけが幻の最終回としてネット上で話題なのか?

それは幻の最終回が作られた時期に関係していると言われる。この話は1990年代か、もしくは2000年に入ってからネット上でアップされた作品だ。

いずれにしろネットが急速に発達した時期と重なっている。当時と言えば、ネット上のルールや対策も曖昧で「チェーンメール」が大量に出回った時代でもある。

ドラえもんの主人公、のび太が「実は植物人間だった」という都市伝説もこのチェーンメールによって広がった噂だが、今回紹介する幻の最終回についても同様だった。

特にこちらは同じドラえもんの話でもかなり感動的なもので、チェーンメールから内容を知ったドラえもんファンが我先にと拡散して広まったものである。

中には芸能人までいて、主に深夜番組などで発言したため多くの人が知るきっかけになったのだ。

当然この時代にツイッターなどのSNSは存在しない。よって如何に「幻の最終回」が優秀な作品だったかが窺い知れる。

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ドラえもん・幻の最終回の感動的ストーリーがこちら!

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前フリが長くなったが、そろそろ幻の最終回のストーリーを紹介したい。ドラえもん幻の最終回ではいきなりヒゲ面ののび太が現れる。

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しかもロボット工学を専門にする「野比博士」という紹介のされ方をするから驚きだ。あの、勉強さえできなかったのび太がなぜ?

その説明のために、物語はのび太の子ども時代にまでさかのぼる。ある日のび太がいつものようにドラえもんに泣きつくと、普段なら小言の1つも飛ばして来そうなドラえもんが一向に喋らない。

叩いてもピクリとも動かないドラえもんを不思議に思ったのび太。彼はタイムテレビを使ってドラミちゃんに相談する。すると、「電池切れ」ではないかと言われるのだ。

しかし思いのほか事態は重く、ただバッテリーが切れただけではなかった。ドラえもんの型式である旧ネコ型ロボットは耳に「記憶装置」がある。が、ご存知の通りドラえもんには耳がない…

この場合、バッテリー交換したあとのドラえもんは一切の記憶が初期化されてしまう。つまりドラえもんの症状は直るには直るものの、復旧した後のドラえもんは全くの「別人」なのだ。

また、このとき未来の世界では別時空への干渉を厳しく制限していた。よってドラえもんを未来に送って修理する、もしくは現代に残すかという究極の二択に迫られていたのだ。

結果的にのび太は動かなくなったドラえもんを現代に残すことに…不運にも干渉によって、この時期を境にドラミちゃんとの通信も不可能になってしまう。

それから何年もの月日が経った。小学生の頃はテストで0点ばかり取っていたのび太。

しかし進学後は、常に成績がトップになる程に上り詰めた彼。これも全てドラえもんを直すための努力に他ならない。

そう、のび太はドラえもんを復活させるためロボット工学の博士になっていたのだ。ちなみに「幻の最終回」では将来ののび太たちの年齢が明らかにされていない。

しかし容姿から考えるに、恐らく50代くらいではないか。つまりドラえもんが故障してから40年近く彼は努力し続けたのだ。

そしてようやく、ドラえもんを直す手段を見つけた彼。耳が付けられたまま横たわるドラえもん。

のび太が機械のスイッチを入れると…

宿題は終わったのかい!?

ドラえもんは当時のままの状態で復活した。長い長い年月を経てやっと大親友、ドラえもんと再会したのだ。

幻の最終回は最後のコマでドラえもんのオープニングテーマを書き出している。

「とっても大好きドラえもん」と。

 

「幻の最終回」と呼ばれる理由はドラえもんスタッフがキレたから!?

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そんな幻の最終回だが、なぜ「幻」と呼ばれるのか?1つは非公式のものだからという説。

つまり「偽物」というニュアンスである。しかし内容があまりに秀逸なのでストレートに偽物というのは惜しまれる。

だが、ここにもう1つとんでもない説があった…

それが「ドラえもんスタッフをブチギレさせた説」だ。というのも、この「幻の最終回」。

優れた内容であることから多くのアレンジ作が存在する。つまり二次創作の二次創作である。

もはや訳が分からないが実際にあるのだから仕方ない。そしてそのアレンジの1つが、あるマンガ家によって同人誌として発売されることに。

その後、この作品が同人誌としては信じられない売上を見せた。どうやらドラえもんスタッフも「幻の最終回」については以前から知っていたらしい。

しかしここまでの騒ぎになれば黙認するわけにもいかなかったようで…藤子F不二雄プロダクションは直接この作家を法律的に訴えたのだ。

裁判は当然だが、藤子プロの勝訴で終わった。この事件以降、「幻の最終回」はネット上でもたびたび議論されることになる。

いわゆるタブーという意味での「マボロシ」ではないか。つまりはそんな説である。ちなみにドラえもんの二次創作による「幻の最終回」、これはかなりの数が存在している。

今回紹介した内容のアレンジ版もそうだが、全く別の作者が考えたオリジナル版もネット上には多数転がっている。

中には無名なだけで優秀な作品も多いので興味があれば調べてみるのも良いだろう。

もしかしたら「幻の最終回」を通してドラえもんファンの熱意を感じ取ることが出来るかもしれない。そう、ドラえもんを復活させたのび太のような熱意を。

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