知ると怖くなる…ジョジョのタブーな都市伝説・裏設定集!
「ジョジョ」の作者、荒木先生には奇妙な都市伝説がある。
それは「荒木飛呂彦が不老不死である」というもの。
なぜこのような都市伝説が出たのかというと、過去の写真を辿っていくと最近の方が若返って見えるからだ。
さらに興味を持った人が同じような画像を検索したところ、「土方歳三」を始めとした複数の歴史上の人物が荒木先生に酷似していることを発見した。
この画像は沢山のサイトに掲載されているので、興味がある人は調べて頂きたい。
ご本人の弁によると「節制」「食事」「運動」により若さを保っているということだが、それでも信じ難いものがある。
この記事では作者自体が都市伝説である「ジョジョ」の面白い都市伝説を解説してみたい。
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有名な「ジョジョ立ち」は本当にパクりなのか!?
まずWeb上で調べると大変多く出てくるのが「パクリ疑惑」である。ここで問題になるのが「パクリって何?」という定義の部分だ。
「参考資料」を用いるのは、漫画に限らずグラフィックスの業界ならあらゆる人がやっている。問題は「トレース」だろう。
これは写真をそのまま絵にしてしまう作業で「映し描き」というものだ。写真に薄紙を載せてそのまま絵にしてしまう。
これは明らかに「盗用」に近い行為で、法律的にOKでも倫理的にはダメだろう。では「見て似せて描いた場合」はどうだろうか?
俗に「目トレース」と呼ばれているこの行為だが、こちらも境界線ギリギリと言えるだろう。
では逆に、何故NG扱いにならないのか?
それはあらゆるものには先行するお手本があり、それで文化が進んでいくので、過去のものに一切近づけちゃダメとなるとどうしようもなくなるからだ。
作者自身も色々な作品に影響を受けたと言っているし、ポーズに関してはミケランジェロの彫刻をヒントに「体をひねったような図案を採用した」と言っている。
Web上の都市伝説を見ると、図案のもとになった「ファッション誌の写真」が載っている。ここでまた、都市伝説の言う「オマージュ」「リスペクト」と「パクリ」の違いを考えなければならない。
元ネタの作者を尊敬(リスペクト)していて、その作品が素晴らしいことを示すような引用の仕方は「オマージュ」として許されるだろう。
ただしそうではなく、単に「思いつかないから」「アイデアが無いから」という理由で真似すると、それは「パクリ」と言われても仕方がない。
しかしこれも判断が難しいので、結論としてはやはりパクり疑惑の出ない作品が望ましい。
それこそが「オリジナリティ」であるはず。「ジョジョ」の物語は何にも似ていないオリジナルであり、その世界観が多くの人を引き付けている。
構図やポーズの問題など些細なことと言えるだろう。
そもそも、「ジョジョ」という名前はどこから来た?
都市伝説によると「ジョジョ」には「引用」が大変多い。登場人物の名前、スタンド名等はほとんどが洋楽のミュージシャンかグループ名、または楽曲の名前が引用されている。
当然「ジョジョ」もそうで、ビートルズの「ゲットバック」という曲に出てくる名前を引用している。
シリーズ1作目の「ファントムブラッド」でも「ロバート・E・O・スピードワゴン=REOスピードワゴン」「ダイアーとストレイツォ=ダイアーストレイツ」「怪人ドゥービー=ドゥービーブラザーズ」等々…
都市伝説を調べるまでもなく、ロック通ならいくらでもあげることが出来る。これについて作者は「ロック好きだから」と答えているが、命名には一定のルールが存在するらしい。
それは「人物像やスタンドの能力と、元になった名前のイメージが合っていること」。
その「スタンド」の由来ですら、ベン・E・キングの名曲「スタンド・バイ・ミー」が元だ。
また主人公たちのファッションは都市伝説によると、イタリアのファッション誌の写真やロックバンドのステージ衣装を参考にしているという。
また吉良吉彰のようにフェティシズム(特定の物に執着を示す精神的傾向)が作品の随所に出てくるが、衣装にもそれは反映されている。
何より「ジョジョの奇妙な冒険」の英語表記である「JOJO’S BIZARRE ADVENTURE」に出てくる「BIZARRE」という単語。
これは「奇怪な」という意味ではあるが、有名な「BIZARRE」という芸術雑誌が存在し、そこからの引用と思われる。
「ジョジョ」は基本的にファッショナブルな漫画作品なのだ。
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ジョジョPart5で「フーゴが消えた」理由
「フーゴ」とは、Part5「黄金の風」に登場するキャラクターだ。
Part5はマフィアを題材とした話で、キャラの名前にイタリア料理が使われているのが特徴である。現に彼にも「パンナコッタ」という名前がある。
彼の能力は「パープルヘイズ」(ジミ・ヘンドリックスのヒット曲名)だ。
パープルヘイズは殺人ウィルスをまき散らすスタンドであり、大変凶暴なのでフーゴ自身でも制御しきれない厄介なスタンドなのだ。
都市伝説では、フーゴが突然消えた理由はここにあると言われている。Part5は1995年の12月に始まったが、同年3月には地下鉄サ◯ン事件が発生。間も無く一斉逮捕されたのだ。
その後の調べで同事件の教団が「細菌の散布」を試みていたことが分かり、偶然にもこれとスタンドの能力がカブってしまった。故に、時期的にまずいと判断されたのかもしれない。
ところで、フーゴには「いつか再登場する」という都市伝説もある。
その登場の仕方は「敵として再登場」というものであり、敵方のスパイだったという都市伝説まで存在する。
そして極めつけは「最初から裏切者という設定だった」「うまくストーリーが書けなくて消した」という都市伝説だ。
スタンド「パープルヘイズ」の能力をひらめいて付けたものの、扱いきれなくなってキャラそのものを消してしまったとのこと。
確かにドラゴンボールの戦闘力(ハイパーインフレ)然り、秩序を乱しかねないモノを扱った作品が後々火消しに回るケースは珍しくない。
「ジョジョ」も怪しい都市伝説には事欠かないようだ。
作者はジョジョの中で「9.11」を予言していた!?
これに関する都市伝説は大量にある。何しろあの「9.11」を予言したと言うのだから…
早速、どのような都市伝説なのか検証していこう。
この予言における渦中の人物。それはPart3「スターダストクルセイダーズ」に出てくるエジプト神「トト」のスタンドを持った少年「ボインゴ」だ。
トト神は「漫画を描いて近未来を予知する」能力を持つが、この予言は確定ではなく解釈の仕方やその後の行動で未来は変化するといったものになる。
都市伝説によると、漫画の中でこの予言に興味を持った青年が予言の浮かび上がる本を譲ってほしいとボインゴに頼む。
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しかし待っていたバスが来たので本を諦めて乗ったところ、不運にもそのバスは事故に遭う。青年は巻き込まれて電柱の金具が体に刺さって亡くなってしまうのだ。
ここで注目されたのが、その描写。ポイントになる点がいくつもあり、その結果、都市伝説で予言だと言われる様になったのだ。
では、実際に画像を見ながらポイントを整理していこう。
1.バスの時刻が10時半=9.11で飛行機が突っ込んだのも10時半
2.青年のTシャツの文字が9.11
3.空に三日月が描かれている=三日月はイスラムのシンボル
4.煙突に飛行機が重なって描かれている=ビルに突っ込む飛行機を意図している
5.煙突は4本=9.11でハイジャックされた飛行機は4機
うーん…偶然にしてはなかなか凄い。作者は「なぜこのように描いたのか覚えてない」とコメントしている。
そのため都市伝説では「無意識による予知現象」と言われているのだ。
都市伝説が話題に!「ジョジョの世界」を作った創造主
その人物とは、シリーズ6作目の「ストーンオーシャン」に出てくるプッチ神父だ。
彼は「ストーンオーシャン」では黒幕という役どころでDIOの親友でもある。ジョースター家の血統を根絶やしにすることを企むと同時に、DIOの「天国に行く方法」を実践する予定でいたキャラだ。
この第6作でジョジョは一巡して終了、第7作目からはパラレルワールドに入る。
そして第7作の「スティール・ボール・ラン」ではレース大会を表向きとして、その真の狙いはアメリカ各地に散らばっている遺体を集めてマンハッタン島のシェルターに格納することにある。
それら遺体は「聖人」のものとされ、所持する国は1000年王国となるらしい。ジョニー・ジョースターはその聖人を「イエス様」と考えている。
しかしここで、都市伝説では違う解釈をしているのだ。その聖人とは「プッチ神父」だと噂されている。
スティール・ボール・ランはジョジョの世界が一巡した後の世界で、それはプッチ神父の能力によってもたらされた。
一巡後の世界では誰もが経験済みの時間軸を辿っていて、自分の運命に対して覚悟が出来ている。それこそが彼の目指していた「世界」だ。
そうなると都市伝説の言うように、スティール・ボール・ランの世界を創造したのはプッチ神父であるという解釈が可能になる。
つまり彼らが集めているのはプッチ神父の遺体であり、彼が創造主だったということになる。物語の性質も聖書を題材にした壮大な話になっていて、作者も意図的にそうしたと語っている。
ジョジョは「こち亀」ほどではないが連載も長くなり、話や設定がやや混乱ぎみだ。
よって、作者としては新規巻き直しでこうなったのだと推測出来る。当初はジョジョシリーズとされていなかったが、単行本では公式的に同シリーズであると宣言しているのだ。
作者は「何を描いてもジョジョになるし、ジョジョの他は描けない」とも言っているので、荒木先生が元気なうちは今後もシリーズは続くだろう。
きっと都市伝説も増え続けるに違いない。