亀有公園前に派出所はなかった!?こち亀の面白い都市伝説【5選】

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ご存知の通り、200巻まで続いた少年漫画としてギネスブックにも登録された「こち亀」。

これだけ連載が長期化したので、当初の設定と変わった部分も多く、都市伝説もたくさん誕生したのだ。

例えば「こち亀」の主人公・両津勘吉の年齢も、1943年の戦時中の生まれから次第に年齢不明という設定に…

この件については、コミック133巻で「漫画世界の独自時間」という説明がされている。最初の頃はきちんと加齢していたが、長期連載に合わせて変わっていったのだ。

都市伝説いわく、最終的には「両津39歳・中川25歳・大原58歳・麗子23歳」で時間が止まっている。

今回は「こち亀」の様々なデータを検証しながら、都市伝説の真相に迫ろうと思う。ぜひ楽しんでほしい。

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都市伝説!「こち亀」消えた回の謎

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実は「こち亀」には、単行本の収録にあたって「消えた回」と言うのがいくつもある。またセリフや設定、絵すらも差し替えになっている場合がある。

これは、こち亀作者の秋本先生が「描いた当時は良かったが、単行本として残すのは不適当」と判断したものを積極的に消していたためだ。

だから「消えた回」や「消えたセリフ」という都市伝説にありがちな話は、単なる噂ではなく実際に消えているのだ。

有名どころを取り上げてみると、例えばコミックス第4巻のラストに当たる「派出所自慢」という回。

内容は旧日本軍マニアの所長がいる派出所で急遽、応援に出かけた両津と中川が隠してあった旧日本軍の武器を発見してしまうというもの。

その際に驚いた中川が「天皇陛下万歳!」と言ってしまうのだが、これが不適切と判断された。ちなみに都市伝説では、これはコミックス70巻が発売された頃に差し替えられたという。

差し替え後は絵柄が違うので、すぐに分かるだろう。タイトルは「野球狂の男」だ。こういった丸ごとの差し替え以外に、消されたセリフや書き込みはどれくらいあるかご存じだろうか?

こちらの数の方が都市伝説になるかもしれない…それは数千ヶ所にも上ると言われている。

そもそも、時事ネタを扱うことで有名なこち亀なので「時代の変化」に淘汰されるネタが多いのも致し方ないだろう。

 

実は大金持ち?両津勘吉の「収入」にまつわる都市伝説

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190億円としている都市伝説もあるが「kamedas」という資料によると、両津勘吉は稼いだ金額はおよそ1兆143億9022万円だという。これは既に企業レベルだ…

ただし借金の総額が1兆7064億8516万円ということなので、現在およそ数千億円の赤字となる。とは言え、何故こんなに稼げるのかというと…

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中川を初めとして両津に投資する人間がたくさんいるからだ。その理由は両津の枠に捕われない発想や、流行りものに気付く才能が尋常でないことを誰もが認めてしまうからである。

むしろ警察官よりも実業家向きの彼だが、都市伝説記者の分析では、実はこの経営の才能という点で「こち亀」の作者・秋本先生に対してかなりの商才を感じてしまう。

ちなみに秋本先生。彼は普段から新聞記事のスクラップを欠かさず、流行りものにも敏感だと言う。また、細かい情報を分析する能力も非常に優れているように見える。

漫画を描くことが好きで漫画家になったのだろうが、恐らく何をやっても成功するタイプではなかろうか。

「こち亀」には新しいアイデアで両津が起業するネタが多い中、不採算な店や部門を再生する話もある。

もちろん実際に全て上手くいくとは限らないが、こち亀の秋本先生には商才があると思わざるを得ない。

 

警察からの圧力!?こち亀のゲームの「開発期間」が長過ぎると話題に

都市伝説記者である私は業界人なので、ゲームにおける開発期間の相場は熟知している。Playstation1の当時なら大型ゲームでも最長2年間くらいだ。

普通のゲームであれば1年で完成するだろう。さらに漫画等の版権を生かしたゲームシステムで、シンプルな作品ならもっと短いかもしれない。

では「こちら葛飾区亀有公園前派出所 ハイテクビル侵攻阻止作戦!の巻」は何年かかったのだろう?なんと都市伝説によると6年間も費やしたという。

いくら何でも長すぎるが…何故そんな事になったのか?都市伝説では、実際の警視庁から「ストップがかかった」と言われている。

結論から言うと、これは単なる都市伝説で実態は無い。さらにゲーム開発がファミ通等のメディアに乗る頃には、既に引き返せないところまで来ている。

予算は既に執行されているからだ。また、警察がこういう噂を聞きつけて動くことも通常はあり得ない。

既に漫画としての「こち亀」の方が有名なので、規制するならむしろ漫画の方だろう。まあゲームにはいったん発表してから発売に至らないものもあるので、こんな都市伝説が出てくるのかもしれない。

ちなみにゲームが発売中止になる理由は、一概に「開発が間に合わない」からという訳では無い。

どう考えても赤字になりそうだから、発売して傷を広げるよりも開発費の分だけで赤字を留めようとするからだ。

実際の発売までにはアンケートから小売店の反応まで、様々な調査をするものだ。ここで売れそうもないと分かると、ROM焼き(CD/DVD・カセット)は中止になるわけだ。

今までに企画段階でOKが出なかった例はあるが、圧力で決まった制作が中止になった例は無い。

 

こち亀の「両さん」は今何歳!?プロフィールが都市伝説級にすごい…

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先に書いたように、両津勘吉は39歳だ。本来なら1943年生まれだから、2003年で定年退職になっているはずだ。

その他のキャラは全て年齢不詳になっている。昔の話が描かれている回も多いので、色々と不整合もあるが「こち亀」の中には並行世界が沢山あるのでそういうことなのだろう。

両津の身長は「こち亀」が警察をテーマにした漫画という事もあり、採用規定等の影響でしばしば変更される。今のところ166cmで体重は71キロだ。

いつもサンダル履きだが、これは服務規定に違反している。しかし都市伝説ではなく、実際に足を負傷して治療中の場合には許可される事もあるのだ。

ちなみに両津の場合は「靴擦れ」の治療中で、サンダルは上司の大原部長からもらったという設定になっている。

制服関係ではこち亀の初期設定で、中川は制服を有名デザイナーにオーダーしているのでこちらも服務規程違反になる。さらにネクタイの柄は毎回違う。これもアウトだ。

都市伝説的なのは、両津の早撃ちの速度だろう。ゴルゴ13が0.17秒、次元大介が0.3秒のところ、彼は0.009秒だという。

まあこれは人間には不可能な速さなので、ギャグ漫画ならではと言う事にしておこう。ちなみに、今までに打った弾丸は80万発とされている。通常の警察官は訓練でも年間50発以下だ。

さらにあり得ないのが、両津の免許の数だ。これは物理的に不可能だ。

まず運転免許に関しては、いわゆる「フルビット」で全て取得済みだ。操縦関係についても、船舶から航空機までを網羅している。

その他、工業系や天気予報などの「士業」を初め、資格をなんと5o個も所有していたのだ。この講習と受験費用だけでも凄まじい額になるだろう。

 

「亀有公園前派出所」は実在しない?これがこち亀の真実!

まずモデルとなった交番は「亀有駅北口交番」だが、実質的にはもう存在しない。そこは南口交番と統合したからだ。

建物は地元の「観光資源」として残されているものの、今では無人と化してしまった。ちなみに亀有公園前には、本当に派出所はあるのか?

これは実在しないが、都市伝説的には「存在していた」と言われる。どういう事かと言うと…

映画のロケでセットが組まれたことがあり、これが本物の交番と同じ外見だったため(写真記録としては)存在しているのだ。

ちなみに「こち亀」の警察署は当初、実在の「亀有警察署」だった。しかし道徳的に不適切ということで自主規制して、1992年頃にコミックスも含めて「葛飾警察署」に変えている。

ところがその後、警察の機構改革で「葛飾警察署」が2002年に出来たので、現在はさらに「新葛飾警察署」に変更されている。

これだけ長く続いて来た連載なので、データも多くとても追跡しきれないが、こち亀の都市伝説の一端はお分かり頂けたかと思う。

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