[怖い話]妖怪ウォッチに隠された最恐の都市伝説【9選】
「妖怪ウォッチ」と言えば、アニメを中心としたお子さんに大人気のコンテンツだ。
元が妖怪なので怖いのは当たり前かもしれないが、妖怪ウォッチにも怖い都市伝説が存在する。
そこでこの記事では、あちこちから集めた「妖怪ウォッチ」の怖い都市伝説を中心にお送りしたい。
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「妖怪ウォッチ」の都市伝説!古くからいる妖怪の怖い話
怖い都市伝説、まずは「七人ミサキ」から始めよう。
これは民話上かなり古くから登場する妖怪で、退治することも成仏させることもできない。なにしろあの「地獄先生ぬ~べ~」ですら倒せず、負けそうになった妖怪だからだ。
元々は四国と瀬戸内地方に伝わる妖怪で、基本的には七体の怨霊で構成されている。特徴としては一人の犠牲者に取り憑いて殺すと、七体のうち一体が成仏できるという点。
そして、犠牲者は新たな七体目となって「七人ミサキ」に加わるのだ。そのため、成仏したいなら延々と殺し続けるしかなく、決して消えることは無い。
相当に強力な怨霊であり、神社などを作っても祟りを鎮めることは出来ないみたいだ。歴史上いくつも神社が作られているが、やはり七人ミサキは消えていない。
名前が表すように、最初は海で死んだ霊の集まりに過ぎなかったようだ。しかし、やがて水辺以外でも目撃されるようになって「七人同行」「七人童子」「七人同志」などの異名を持つ。
ちなみに「妖怪ウォッチ」のゲーム作品の中では音ゲーとして使われているが、都市伝説では七人ミサキに出会うと命を奪われるようだ。
では何故、このような怖い妖怪をゲームに取り入れたのか?「妖怪ウォッチ」の舞台が九州なので、単に近場の妖怪が選ばれた可能性もなくはないが、ちょっと不可解だ。
実際の目撃者に話を聞くと、現れた6人が「7人目」として目撃者を迎えに来たり、偶然居合わせた人を連れて行ってしまうらしい。
そして「妖怪ウォッチ」のゲーム内でも影の薄いケータくんが6人で現れて、主人公のケータくんを7人目にして踊るという演出がある。
これはかなり怖い演出だと思うが、ゲームを進めるうちに本当に「七人ミサキ」を目撃する機会があるかもしれない…それこそ怖い都市伝説になるだろう。
「妖怪ウォッチ」のゲームでは謎の赤い箱イベントがあるが…
この「恐怖の赤い箱」を使うと「三途の犬」を仲間に出来るらしい。なんとも不吉な箱だ。
しかも素直に仲間になるのではなく、好物をあげるとバトルになって勝つと仲間になるという複雑なプロセスだ。
都市伝説によると、この箱は雨が降っていない夜にお兄さんに出会うと突然渡されるらしい。
渡された際には、一定時間が過ぎるまで開けてはいけないと言われるが、三途の犬を仲間にしたい場合はすぐに開けなければならないと言う。
ただしいつも三途の犬が出るとは限らず、様々な不幸(おならが止まらない・転ぶ・犬になるetc…)が降りかかることがある。
だから事前にセーブして、三途の犬が出るまでイベントを繰り返すしかないという…なかなか厄介な箱だ。
そしてバトルについても、三途の犬はかなり強いので苦労するという。
とは言え、開けなかった場合にはアイテム(銀の手形・攻めの秘伝書・〇色のコインの欠片)が貰える。なので余程三途の犬を仲間にしたい場合を除いては、開けない方が良いのでは…
ちなみにQRコードから入手できる「竜宮の玉手箱」は都市伝説いわく、開けると「髭をたくわえたマッチョな老人」になってしまうらしい。それはそれで恐怖かもしれない。
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「ウィスパー」って何者?
本名は「シッタカブリ」という妖怪だ。人間に乗り移って口から出まかせを喋らせるという、オオカミ少年のような存在である。
そしてここから先の設定は、メディアによって違うので以下にまとめてみた。
1.ゲーム
昔からゲームにある「案内役」だ。その他「壊れた結界の修復」「妖魔界と人間界の境を封印」等々、彼はストーリーを進める上で重要な役割でもある。
しかしだんだん知識が追い付かなくなり、妖怪パッドによる場面が増え「シッタカブリ」な本性を現しつつある。
2.アニメ
基本的にシッタカブリの正体に沿ったキャラで、妖怪パッドを多用する。妖怪ウォッチとのメダルの新旧の関係で、ケータくんの腕を口にくわえる描写がある。
案内役と言うよりは「解説役」。主人公とは特に仲が良い訳ではない。ジバニャンとはフザけてよくケンカをする仲。
3.コミック版
シッタカブリではなく、妖怪に博識なキャラだ。通販で妖怪アイテムを購入して活用する現代的なキャラでもある。主人公とは仲良し。
「ちゃお」掲載の漫画だと、何故かコロコロコミックとは違って真面目キャラ。ジバニャンとも仲が良く、コンビで活動することもある。
とまぁこんな感じだが、設定だけでも随分違いが見受けられる。
これはウィスパー自体が「舞台回し」としてデザインされており、メディアごとにユーザーが違っても受け入れられるようにアレンジされているからだ。
また外観のデザインは、西洋流の「お化けのキャスパー」と日本流の「霊魂」を混合したもの。
都市伝説ではウィスパーの正体について、以下のような説が広まっている。
・閻魔大王の魂
・閻魔大王の執事
・悪魔
・エヴァンゲリオンの使徒(ウィスパゲリオンに変身したため)
・石田三成の軍師(これは公式設定)
都市伝説記者(私)としては「使い勝手の良いただの便利な案内役」としか見ていないが、なかなか汎用性のあるキャラであることは間違いない。
願わくば「黒幕」とかいう展開にはならないで欲しいが…
「妖怪ウォッチ」の人気キャラ、「コマさん」の存在が怖い!
これは深く考えると怖い話だが、普段のコマさんは頭に葉っぱを乗せて「田舎者の青年」(人間)として暮らしている。口癖は「もんげー」だ。
これは知られているように、岡山県の方言である。だが、どうして岡山弁なのか?
まず「妖怪ウォッチ」の舞台は福岡だ。福岡に来てみると分かるが、北九州市で門司港の展望台に上ると、玄界灘を超えて下関がすぐそこに見える。
宮本武蔵で有名な巌流島などもすぐそこだ。この辺りは大変距離が近いのだ。
関門トンネルも歩いて往復ができるほど短く、ウォーキングやジョギング中の人を観察出来る。意識的には山口県(下関側)と福岡県は地続きで近い関係だ。
実際のところ、山口県(前述の七人ミサキはこの県で有名)の半分は福岡で、半分は広島と言われている。
それに対して岡山県は、福岡から見ると山口県の向こうの広島県のさらに向こうにある遠くの県だ。実際、岡山県の隣は兵庫県(神戸がある都会)なのだが、岡山県民は兵庫県には怖くて近寄れないらしい。
そこで福岡に来るので、福岡県民から見ると岡山県は田舎のシンボルになるのだ。
ある意味シャレとして見ていれば良いのだが…Webにおける群馬県の扱いと同様に「妖怪ウォッチ」内では岡山県に対して行われているわけだ。
これは深く考えると怖いことではないだろうか?そう思ってコマさんのキャラや行動を見ていくと、ますます怖くなるだろう。
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あの心霊スポットがモチーフ!?「えんえんトンネル」の怖い都市伝説
まずゲーム版の「妖怪ウォッチ2」に出てくる「えんえんトンネル」のシステムを説明しよう。
基本的にはクリア後、推奨の一本道で前進しかできないダンジョンだ。
1.初回は794(泣くよ)mでクリアすると長くなる
2.トンネル内ではセーブが出来ない
3.非常口があるので途中脱出もできる
4.現実の時間で1日1回入ることが出来る
5.トンネル内では各種イベントやバトルがある
6.終点にいる「えんえん泣いている少女」に話しかけて、アイテムをもらうとクリア
7.「えんえん少女」の正体は不明
8.20000mに達すると、アドベンチャー要素で伸び率が変わる
9.40000mを超えると、Sランクのレアな妖怪ばかり出る
これはゲームの「やり込み要素」として用意されているダンジョンの典型的なパターンである。
しかし、ここで都市伝説記者は「何故トンネルなのか?」と問いたい。幽霊トンネルと言えば関東では逗子にあるトンネルが有名だが、このような都市伝説はあちこちにある。
関係者の噂によれば、異世界への入り口である「きさらぎ駅」に行く直前に通るトンネルから思い付いたと言う。これについては説明を省くので、気になる人は自分で調べてほしい。
都市伝説記者の推理だと、「えんえんトンネル」はケマモトにあるが「妖怪ウォッチ」の舞台が福岡だということに関係しているだろう。
ちなみに恐怖の都市伝説の本にも載っているが、福岡にはオカルトファンの間で有名な「犬鳴峠」があり、最恐の心霊スポットとされる「犬鳴トンネル」もある!
犬鳴トンネルの詳細については、実際に起きた事件や事故が悲惨過ぎるので…ここでは書くことが出来ない。
しかし有名な場所であることに間違いはなく、ゲームを企画する際にこの場所が頭をよぎったに違いない。
今回は以上になるが、いかがだったろう?
タイトルが「妖怪ウォッチ」なだけに怖い都市伝説もたくさん見つかったが、ネタとしてはなかなか面白い内容だと思える。
これからも沢山の都市伝説が出てくるに違いない。