【全て実話】マクドナルドの都市伝説や過去のメニュー
ホラーまがいの「ミミズバーガー」などという話はこの記事では取り上げない。
今回は事実ばかりを取り上げるが、「事実は小説より奇なり」と言われるように「ええーっ!」と驚くような話やら「良い話だなぁ」と言われるような話を中心にマクドナルドの都市伝説をお届けしよう。
都市伝説を読む時の基礎知識として覚えておいて頂きたいのは、マクドナルドには日本マクドナルドの直営店と経営を委託しているフランチャイズ店があるということだ。
新メニューや変わったサービスは直営店で提供される。貼ってある営業許可証の名義が日本マクドナルドなら直営店、違っていたらフランチャイズ店なので見分けは簡単だ。
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マクドナルドのメニューにはこんなものが…
ファストフードの元祖的なお店なので、現在のファストフードにあるようなものは大抵一度は手掛けていた。日本の代表的国民食である「カレー」もその一つだ。
時期は1991年から1992年、当時人気だったタレントの山田邦子がCMをやっていた。かなり本気で宣伝していたわけだ。メニューはチキンカレー=520円・カツカレー=550円で、決して安くはない。
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また「マックチャオ」と銘打ってチャーハン=700円・エビチャーハン=700円も売っていた。マクドナルドには「グリル」と「フライヤー」以外の調理設備はないので、当時はレトルトを温めて提供していた。
マックチャオはスクランブルエッグの調理器具を利用していたらしい。この辺りまではWebにもデータがあるが、以下に都市伝説記者が知っている一部店舗(直営店)で試験販売された商品を書きたいと思う。
「おにぎり+味噌汁セット」これは246の用賀店などでテスト販売された。「カツカレー」これもテスト販売されたが、フライヤーでカツを上げるオペレーションが上手く出来ず廃止となった。
「三色御飯」広尾店などでテスト販売されたらしく、中身は「卵そぼろ」「鳥そぼろ」「鮭フレーク」の三色だった。これらは東京都内一部店舗の分だけなので、日本全体で見ればさらにあるのかもしれない。
例えば都市伝説記者が詳細をつかんでいない商品には「アンパン」「クリームパン」がある。知っている方は教えて頂きたい。
マクドナルドでジャンボサイズを買ってはいけない?
期間限定で発売されるジャンボサイズことJサイズは、ストローが2本向かい合わせで刺さっている「リア充専用スタイル」。価格は650mlで300円だ。
実はマクドナルドでは炭酸ドリンクは毎年6月から7月ならどのドリンクも100円なので、ジャンボサイズは決してお得ではない。Mサイズ2杯だと650mlで200円、Lサイズ3杯なら1260mlで300円だからだ。
またマクドナルドのコーラはコカ・コーラ社から無償提供されているという都市伝説があるが、これも全くのデマだ。そんなことをしたら大損してしまうので経営上あり得ない。
コーラの原液はすべて米国産で、海外では瓶詰のみを行っている(コカコーラ・ボトリング)という事実の方が都市伝説的だろう。
巣鴨店で都市伝説になった「ポテト」「ナゲット」
当然、芋の揚げ物だがこれを「おいも」と表記している店舗がある。それは「おばあちゃんの原宿」として有名な東京の巣鴨にあるマクドナルドだ。
マックフライポテト以外にも「チキンマックナゲット」には「鶏肉のから揚げ」という表記がしてある。どちらもメニュー表に紙を張って書き足してあって面白い。
ここで真正の都市伝説として、大阪のマクドナルドでは「おいもさん」というとマックフライポテトを注文できるという話がある。これは「マックフライポテトですか?」と聞き返されて終わる。
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さらに「かしわ」と言ってチキンマックナゲットを注文しようとすると、また別の答えが帰ってくる。これはトライして確かめてください。
マクドナルドの人気キャラには裏の顔が
マクドナルドのキャラクター「ドナルド」は本当は「ロナルド」だ。日本人が間違えてしまうので日本では「ドナルド」で通している。
ここで本名が「ドナルド・マクドナルド」だという都市伝説があるが、これもただの都市伝説で「ロナルド・マクドナルド」が本名である。
その他のキャラクターだと「ハンバーグラー」がいる。これは「バーグラー=こそ泥」をかけたシャレになっているものの、日本人には通じない。
また「バーディ」も日本語の「早起き」を英語では「アーリーバード」ということから「朝マック」のキャラクターだが、これも日本人にはわからない。ドナルドは時折「らんらんるー」という意味深な叫び声をあげる。
これを一部の都市伝説では「死ね死ね消えろ」としているがこれもデマだ。この「らんらんるー」は「意味のわからない叫び声」のままが正解で、興奮するとこう叫ぶ癖があるだけだ。
ただしアメリカでは、このように興奮すると「らんらんるー」のようなワケのわからない叫び声を上げる子が多いのでそういう設定にしたという都市伝説もある。
マックバーガーの最安値は…
なんと59円だ!この際だから都市伝説記者が値段の推移を解説してしまおう。日本初上陸の1971年には80円だった。これは当時の少年ジャンプと同価格で決して安くはない。
最初の店舗は銀座三越店で、高級デパート内だった。1985年から1995年のバブルの時期が最高値の210円で、その後130円に値下げされた。
これが2000年には65円となり値下げ競争の勝者となったが(上場できた)これが際限ない値下げ競争の引き金となり、とうとう最安値の59円(2002年)となったのだ。当然売り上げも激しく落ち込んだ。
その後、社長交代に伴って2005年に100円となり業績は回復した。ここで調子に乗って2013年に120円にして失敗する。その後はまた100円に戻して安定しているようだ。
海外のマクドナルドには侍バーガーがある
日本マクドナルドのオリジナル商品に「テリヤキバーガー」があるが、これは海外でも発売している。ちなみにタイでは「侍バーガー」香港だと「将軍バーガー」だ。
またシンガポールでは「テッパンヤキチキンマックグリル」が発売されているらしい。これらは基本的には日本の味が好きな親日国に展開されている。
実は日本の若い人たちは海外に行って食べるものに困ると、迷わずマックに入るという。
これはマクドナルドが世界中にあるというのが理由で、定番を買えば外れないということらしく案外賢い選択なのかもしれない。